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静岡市(清水地区)公共交通セミナーレポート 3 「静岡市と静鉄がバリアフリー化事業で共同受賞」

24 01 2013 | Actualités ブログ記事, Concertation 合意形成, Conférences 講演, LRT, Shizuoka 静岡市, Symposium シンポジウム・パネラー発言要綱, Tramway-路面電車, Urban Planning まちづくり

  • 1月19日公共交通シンポジウムでの静岡市長のご挨拶の要約をご紹介いたします

    静岡市 田辺市長

「本日はシンポジウムを開く原点となる、静岡まちづくりの交通政策の哲学をお伝えしたいと思います。車優先の道路環境から、歩行者や自転車、LRTなどの公共交通を優先する交通環境に転換するという考えに基づいて、信念をもってまちづくりを進めたいが、その為には市民の皆さんのご理解が必要です。

まず、我々がどんな都市をめざしてゆくのか、その考えを皆さんにお伝えし話し合う機会としての本日のシンポジウムです。

静岡は世界レベルの都市を目指しています。ワールドクラスの都市というのは、東京のような大規模なまちづくりを考えているのではなく、防災、子育て、医療、保健などの点で安心して、安全に暮らせるまちをつくっていきたいと思っています。その大切な要素の一つとして、高齢者、子供たちも、まちを簡単に移動できる環境、都心部に簡単にアクセスできる交通環境を整えていきたい。研究会を発足させて、LRT導入の3ルートをお示ししました。「導入検討協議会」も発足させ諸課題の検討に入りました。ルートの一つであるこの清水では採算性が課題となっておりまが、経済活性化の一つの可能性としてもLRT導入も考えられます。商業施設が整った静岡は日本の県庁所在地の中でも消費拠点として吸収力が強いですが、この人の流れを清水へも持ってゆく必要があります。そうして商業環境を活発にしなければなりません。清水にはウオーターフロント開発という大きな可能性があります。しかしその為には導線が必要です。

お洒落な清水地区・ウオーターフロント・LRTはこのドリームプラザまで走行が予定

いいお手本があります。たとえば、シアトルや横浜が良い例です。横浜はかつては、元町、伊勢崎町が中心でしたが、それまでは車でしか行けなかった港未来地区に、平成に入って地下鉄が延伸されてから、ウオーターフロント地区が爆発的に賑わうようになりました。

ですから「清水・日の出地区」の将来の可能性も大きいと信じています。乗り換えなしにLRTで日の出地区の商業施設にアクセスできる、人が集まる清水をつくために、皆さんと今日は一緒に皆さんとLRT導入の可能性を考えていきたいと思います。」

  • バリアフリー化、大臣表彰 セノバ周辺再開発事業

写 真は、静岡市中心部の大型商業施設「新静岡セノバ」周辺の再開発事業でバリアフリー化をを一体的に進めたとして、静岡鉄道(同市葵区)と静岡市が本年度国 土交通大臣表彰を受賞したセノバ周辺再開発事業がある、静岡鉄道新静岡駅。 LRT走行路線もこの近辺が考案されている。この受賞式は、シンポジウムの前日18日に行われました。 県内の受賞は初めて。そういえば、セノバ付近には電線も地下です!

もう一つのLRT走行予定の葵地区にある商業施設セノバのある静岡鉄道・新清水駅

「静岡鉄道は電車の駅とバスターミナル、隣接する商業施設の再整備に際し、乗降施設を平面化し、商業施設内に乗降場所と中心市街地を結ぶ通路を新設した。市はこれに合わせ周辺の電線を地中化し、歩行者の利便性、回遊性向上に努めた。
市が策定した静岡駅周辺地区交通バリアフリー基本構想を踏まえた事業者の再開発や、市と事業者が連携して整備に取り組んだことが評価され、共同受賞になった。」(引用終わり)http://www.at-s.com/news/detail/474557484.htmlより

 


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