ページを選択

ストラスブールのマルシェは開催決定

20 11 2015 | Actualités ブログ記事, Strasbourg ストラスブール

  • 毎年12月上旬に開催されるリヨン市の【光の祭典】が中止になった。一方パリ市は予定通り【クリスマスマーケット】を昨日開催し、パリ市長みずからがシャンゼリゼのマルシェの屋台を訪ねて廻った。
  • 本日12時にストラスブール市のリス市長は、例年通り、クリスマスマーケットの開催式を11月27日18時に内務大臣と共に行うと発表した。ストラスブールのクリスマスマーケット【フランス語ではマルシェと呼ぶ】は445年の歴史があり、過去開催されなかったのは、第一次大戦中ドイツの占領下だった1914年から1919年と、同じく第二次大戦中ドイツに占領された1939年だけであった。ストラスブール市都心の11箇所で300近いシャレーと呼ばれる小さな屋台が、例年設定され、クリスマス関連商品を並べる。寒いアルザスの冬の中、人々はVIN CHAUD【ヴァン・ショー】と呼ばれるシナモンやオレンジが入ったホットな赤ワインを飲みながら、素晴らしいまちの照明やデコレーションを楽しみながら散策し、12月の一ヶ月間で人口27万人のストラスブールに約200万人の旅行客が訪れ、その経済効果は計り知れない。
  • そして、まちではクリスマスマーケットの飾りつけが始まっています。マルシェは11月の最後の週末から始まります。

    まちではクリスマスマーケットの飾りつけが始まっています。マルシェは11月の最後の週末から。

    ちょうど私がストラスブールを訪れた11月中旬は、33mのクリスマスツリーの準備中であった。

DSC03181

  • リス市長の発言から、『リスク・ゼロは存在しない。しかし、十分な安全対策への措置は取りたい』として、全体としての訪問客数の減少は避けられないとの見方をしている。例年設けられる子供向けのコーナーは削除、また中心広場の屋台の数も減らして、人口が重なる密度を下げる。そして、中心広場のオムドフェール駅(Homme de Fer)とブログリ駅(Broglie)は、週末と子供たちの冬休み中はトラムは停車しないことを決定した。
  • 今年の冬にフランスご旅行予定の方、テロに屈した姿を見せないために、敢えてこの寒い中(ただしテラスにはガス灯があり、案外暖かい。欧州では建物の中でも一切の喫煙は禁止なので、タバコを吸う客は真冬でも外のテラスの席で食事をする姿が、ここ5年ほど普通になってきた)テラスで食事をしている欧州の人たちの姿を見てください。

DSC03275 DSC03276[:]

カテゴリー

0コメント

コメントを提出

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です