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Paris パリ

6月のパリ・自治体が管理する都市空間と道路高度利用

6月のパリ・自治体が管理する都市空間と道路高度利用

右岸の川岸道路からクルマが排除され、歩行者専用空間としての景観整備が始まった モビリティーマターにおける、パリの変身の一つとして、セーヌ右岸の自動車道路の歩行者専用化についてこの春に写真を紹介した。https://www.fujii.fr/?p=4936&lang=ja その後、夏の観光シーズンを控えて着々と道路の『高度利用』の準備が進められている。...

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パリの変身3・都市交通の多様な形

パリの変身3・都市交通の多様な形

4)多様化する都市交通の供給 パリ首都圏の交通政策は、イルドフランス交通事務組合が一括して策定している。路線、運賃を決定し、将来の交通計画を策定し、実際の運行はSNCFやRATPに委託している。パリ都市交通供給は非常に多様化してきており、その利用度も郡を抜いている。 LRT 8路線  105Km   187駅       1日のパーソントリップ2億2300万人 地下鉄16路線 215Km      301駅   年間パーソントリップ15億2600万人(うち2線が無人運転 )...

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パリの変身1・環境という名のもとに

パリの変身1・環境という名のもとに

[:ja] 2016年12月と2017年1月に、微笑粒子状物質の濃度が基準値を超えた為に、車輌交通の規制措置が取られた。 1)クルマのクリーン度を提示するステッカー表示の義務付け (非分類=1997年以前に新車登録のクルマ)、(クラス5=1997から2000年登録のディーゼル車)、2001年以降のクルマは汚染物質排出量に応じて4から1に分類したステッカーを、2017年1月16日からクルマのフロントガラスに表示することが、パリ首都圏で義務付けられた。 その名はCrit'Air (Certificat Qualité d'air =...

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パリ市の思い切った運賃政策・路線バス近況

パリ市の思い切った運賃政策・路線バス近況

パリでの交通がすべて、月70ユーロに均一化された。1から5までのすべてのゾーン、すべての公共交通機関(メトロ、バス、トラム、高速地下鉄道RER)を一枚のカードで、利用できる。またこのカードは空港に向うオルリーバスやロワシーバスにも適用できる。(下写真がNAVIGOと呼ばれる、パリのすべての公共交通に共通した定期券についての案内書)...

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パリビーチ

パリビーチ

[:ja] 2002年から実施されているパリ・プラージュ【パリ・ビーチ・セーヌ川岸の自動車道路の一部を歩行者空間に開放】は、当時の社会党・環境保全推進派パリ市長の元に進められ、コスト高を野党から批判されながらも、毎年続いている。人件費、遊戯道具、椅子、椰子の木、約6000トンの砂などの整備等で、2013年度コストは150万ユーロ(2億円!)だったが、年間400万人近いビジターがあるといわれている。ちなみに2009年には60%近くが、スポンサー、出店したカフェ、キヨスク(雑誌や小物販売店)などからの支払いで賄われた。...

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