アンジェ市では現在、LRTの第二路線B線(9.9Km)の敷設工事が始まっており、宇都宮市の新規LRT工事と同じく、架橋工事も含まれる。その工事現場で、工事に携わるチームメンバーを顔写真付きで大きく紹介するパネルが建てられている。 日本では地方公務員が顔出しで、工事現場のパネルに登場することはないだろう。工事に関与するあらゆる専門家の写真とファーストネーム、その役割が記載されている。グラフィックデザイナーから、土木技師、調達を担当する者、経理、法務とあらゆる専門家がチームとなって、工事に携わっていることが市民にも良く分かる。...
Angers アンジェ
春の風景と自転車をめぐる写真
PONYBIKEについては https://www.fujii.fr/?p=5302&lang=ja [:]
春先の風景と、LRTのラッピングを利用した自治体の情報発信No2
ドイツや、ドイツ国境のストラスブールでは今、雪景色ですが、大西洋岸側にあるアンジェ市では、まちのあちらこちらにある桜、木蓮、椿、水仙等が一度に咲きだし、春の訪れを感じます。まちの景観を少しと、LRTのラッピング情報その2です。 今年のイースター(復活祭)は、早い(4月1日)。まちのチョコレート屋さんのショーウインドウは、復活祭のタマゴチョコで一杯になる。復活祭の日には、教会のミサの鐘が鳴ったあとに、庭に隠しておいたタマゴチョコを、子供たちが探すのが恒例のイベント。...
LRTのラッピングを利用した自治体の情報発信
日本の方から、よく「トラムのラッピングに、民間広告を載せるかどうか?」というご質問をいただく。LRTを導入したフランスの28の都市では、民間広告を導入して自治体の歳入とする(ニース)、或は公的性格を持つ文化・スポーツイベントの告知に利用する(ストラスブール)など、ラッピングの使用用途は様々だ。...
パリに進出した「free floating」シェアリングバイクNo1
[:ja] 最近アンジェ市の街角で、お洒落な自転車が止まっているのを目にするようになった。 アンジェ市で、実験的に昨年度11月に導入された、PONY...
小さな自治体も音楽祭を企画するフランスとNPOの役割
音楽祭は、夏至の夜に開かれる大掛かりなものばかりではない。人口が1万人以下のコミューンと呼ばれる最小の行政単位が30000もあるフランス。そんな小さな自治体でも、夏の間はさまざまなイベントが企画される。 ...
地方都市の市民音楽祭・夏至の夜に
バカンス(長期有給休暇)に住居を離れる人が多いので、7月15日を過ぎると急にまちの中が静かになるフランス。少し可笑しいのは、常時バカンス状態にあるはずの年金生活者たちも、「これからバカンスに出かける」と発言することだ。つまり、日常空間からの脱出、新しい土地を知ったり、遠方の家族や友人を訪ねたり・・・そういった普段の生活と異なる時間を過ごすことの定義が、バカンスの一つでもある。有給休暇は法定5週間。そのうち2から3週間を夏に消化する人が大半だ。...
5月の風景
[:ja] フランスは5月7日の大統領決選投票を控えて、社会の緊張が高まっていますので、少し息抜きに、日常の風景を。日本ではGWでこれからクールビズですが、欧州では寒さが続き、ボルドーを初め葡萄が凍結する地方が続出で、これは1991年以降無かった現象。今年は美味しいワインは難しいかもしれない。 そんな中、ロワール河のサイクリングに出かけました。お馴染みのサイクリング道路の標識です。写真の道路は自動車と併用ですが、休日はほとんど自動車はみかけませんでした。...