当社は各企業のニーズに従って、ア・ラ・カルトで準備した社員教育研修
プログラムを実施して、日仏グループのチームワークとパフォーマンスの
向上のお手伝いをさせていただいております。フランス労働局公認の講師陣
によるこの研修には、御社の社員教育予算(法律的に義務とされている、
企業の在職者に対する職業訓練)を適用していただくことが出来ます。
FUJII Intercultural 社とそのパートナーは通訳、翻訳業務を、
日本語- フランス語- 英語で承ります。
大学、政府機関、企業、団体、新聞社等のご依頼により、各テーマでの受注調査
を実施しています。フランスでの調査、視察の事前準備のお手伝いをいたします。
日仏異文化経営マネジメント
研修概要紹介
誰がセミナーの対象?
- 文化背景を異にする従業員の間の、コミュニケーションをより良く改善することを
目的としている企業 - 組織において、異文化間の理解不足から起こる誤解やトラブルを解決したいと願っている
管理職やマネージャー - 複合文化チームの中で、日常の業務にあたっている従業員や現場のスタッフ
- 企業間の吸収、合併に伴って、海外における拠点(親会社、支店)との協力のもとに
業務を執行する社員
家族 外国で生活 する |
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企業 複合文化の 人材で構成 されるチーム |
日仏異文化マネジメント研修の目的は?
目的= 複合多文化チームのパフォーマンスの向上
文化を異にする人達の間のコミュニケーションの困難や対立、葛藤は、
お互いの行動様式の相違、或いは異文化への理解度の不足、適応不足が
原因になっています。
時間に対する感覚、空間の取り方、人事管理、組織の中の上下関係、
対人関係における距離の取り方、情報伝達の方法など、これらに関する
行動様式全体が、各々の文化の基本的な価値感を反映しています。
研修の目的は、基本的な二国間の文化の相違を認識し、学ぶことによって、
多文化生活の中でのすべての経験を成功に結びつける、強力な基盤をつくる
ことです。
マネジメントとは、価値観、慣習、信仰、政治システム、教育など、伝統、文化、
社会に根付いた社会的な機能であり、その国の人間を管理するだけでなく、
その人間が生きている社会に関与することを意味します。
セミナーは何時?
異文化との出会いと理解へのプロセス
« 会社生活» | « 家族の生活» | ||
海外への駐在決定 | 住居の確保、出発の準備 | ||
新しい職場で期待との出会い 批判期間 |
新しい日常生活環境 | ||
現実との対面 適応期間 |
家族のフランスでの生活 | ||
複合多文化チームの中での仕事 | 新しい生活への適応 |
セミナーはどのプロセス過程においても実行できます。
セミナーはどのように?
知識の習得
コミュニケーション
日仏異文化マネジメント研修の例
海外駐在(日本、フランス)の準備
- 駐在の準備に必要な基礎学習、質問リスト作成
- 赴任先の国とその文化についての情報収集
– 相手国の文化の概略(歴史、家族、教育、宗教など)の予習 - 駐在のプロセスのシミュレーション
フランス(日本)で勤務する
どのようにして、相手の国の企業文化を習得するか?
- 相手国の文化、社会、企業のあり方、マネジメントの相違
についての知識を習得し、日仏経営の相違点を理解する - コミュニケーションの違った様式を習得する
フランス人社員には | 日本人社員には |
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日本企業のマネジメント、 日本社会についてのセミナー (フランス語で行います) |
フランス企業のマネジメント、 フランス社会についてのセミナー (日本語で行います) |
多文化チームのパフォーマンス向上を目的として、
日仏合同セミナー
日仏異文化セミナーにご参加いただき、お互いに相手国の基本的な
知識を習得したのちに、企業のニーズと期待を明確化するために、
弊社は、異文化チームの現状分析診断書の作成を提案いたします。
企業の理念、目標、戦略などが明らかになった時点で、より一層改善できる
アイテムに優先順序をつけて、それぞれの企業の現状に即した、ア・ラ・カルト
の研修プログラムを構築いたします。
異文化を有する従業員で構成されるチームのさらなる活性化、チームの一体
化、「Team Building」を目標として、研修プログラムに日仏双方の参加者を
一堂に集めます。
テーマ毎のワークショップや役割分担プレイ、スケッチ(寸劇)などを通じて、
社員には積極的に研修に参加していただき、経営層が意図する目的に
沿って、学習します。
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研修後には、ご希望があれば、総括レポートをまとめます。この報
告書は、匿名を守って作成されますが、企業の発展模様、従業員の
全体的な意見などを直接知る事が出来るツールにもなります。
研修で学習した内容を実践に移し、パフォーマンス向上のチェック
を目的として、社員全体が参加出来る具体的なアクションプランを
構築し、実行するように指導します。
家族の海外生活への適応
FUJII Intercultural社は、日本人駐在家族の方々にも、
ご希望に応じてア・ラ・カルトで研修をご提案しております。
- 不理解やストレスのもとになる、危惧感、不信感を和らげる。
- 外国生活に対する適応のプロセスを把握する。
- 新しいアイデンティティ、新しい役割、新しい挑戦を意識する。
- 日本語、もしくはフランス語習得の必要性を見極める。
- フランスの教育システムを理解する。
- 赴任地における伴侶のキャリア、活動の可能性を探る。
詳細な情報をお求めの方は、お問い合わせ までお問い合わせください。
日仏異文化経営マネジメント研修 フランス人参加者向けプログラム企画案一例
以下はあくまでもご提案であり、各社のニーズに従って
ア・ラ・カルトでプログラムを構成させていただきます。
1 日本企業における組織と企業生活
1. 従来の日本型マネジメントの特徴
「サラリーマンの一生」を通して、従来の日本型人事管理の説明
雇用、教育、キャリア、ハイエラルキー
雇用者と被雇用者との関係、労働時間、解雇と停年、組合
2. 日本人の高い労働意識の背景にあるもの
労働に対する日本人とフランス人の意識の相違
歴史的、社会的、教育の背景からの説明
3. 日本型人事管理システムの変化と今後の動向
最近の日本経済の動きと社会の変化、企業の在り方の変遷
4. 日仏経営の相違点の理解
組織の運営上からの日仏比較、人事管理システムの相違
2 日本社会と文化の特徴
企業と人の在り方について、社会的、文化的な背景を包括的に説明
1. 企業と人の在り方について、社会的、文化的な背景を包括的に説明
村社会、縦の関係、甘えの構造、肩書き
2. 日本人の精神性の説明
恥の文化、建前と本音、儒教、義理と人情
3. 日本社会の特徴
日本とフランスの比較(概念と価値観の相違)
行動様式パターンを支配するファクター
家族、宗教、歴史、教育のシステム
3 コミュニケーションと行動様式
1. 誤解と葛藤ー異文化からみた背景
日本語の曖昧さと日本人の行動様式、日仏ビジネス観の相違
2. ビジネスの場からみた誤解の例
日仏モティベーションの相違
組織内の情報伝達や職務領域の定義の把握
3. 日本人との会議の進め方
根回しとコンセンサス、意思決定のプロセスなどの理解
4. コミュニケーションの実質的テクニック
コミュニケーションを有効にする具体的アドバイス
4 シナジーを創出する
1. 双方の先入観の検証とその解説
偏見とステレオタイプの分析
日本人社員からみたフランス人
2. 日仏混合チームでのパフォーマンス追及
理想的な日仏協調のモデルを模索する
多文化が混在する企業におけるコミュニケーションの実態と対応
日仏異文化経営マネジメント研修 日本人参加者向けプログラム企画案一例
以下はあくまでもご提案であり、各社のニーズに従って
アラカルトでプログラムを構成させていただきます。
1 フランス企業における組織と企業生活
1. フランス企業と企業経営の特徴
法規制による労働者の手厚い保護
エリートによる国家主導型経済
個人主義に立脚した組織
国際性と多様性
2. 日仏経営の相違点
組織の運営上からの比較
人材管理の相違
雇用(フランスの教育システムと採用、資格)
人事、労働時間、組合、賃金、停年と解雇
2 フランス社会と文化の特徴
1. 日仏文化の相違の認識とフランスの文化背景の説明
歴史の重要性
フランスの社会構造
中央集権国家
フランス中華思想
人権の国と移民問題
2. 行動様式パターンを支配するファクター
日本とフランスの比較(概念と価値観の相違)
家族、宗教、歴史、学校教育の理念
3 コミュニケーションと行動様式
1. 誤解と葛藤ー何処から起こるのか?異文化からみた背景
2. ビジネスの場からみた誤解の例
意思決定方式と組織内の情報伝達
3. コミュニケーションの実質的テクニック
現地スタッフとの接し方
4. 人間関係を高めるコミュニケーションの提示、原則
4 海外でのマネジメントの在り方(コミュニケーションの観点から)
1. 自己分析と置かれた状況の把握
フランスで管理職に何が期待されているかの把握
2. フランス人従業員のモティベーション
5 シナジーを創出する
1. 偏見とステレオタイプの検証
フランス人社員から見た日本人
2. 日仏混合チームでのパフォーマンス追求を目的とした
有効なコミュニケーションへの具体的アドバイス
日仏文化研修駐在員ご家族対象 プログラム企画案一例
駐在員ご家族のフランスでの生活への適応支援が目的のセミナーです。
研修の具体例、(たとえばパリ、アルザス地方や南フランス地方での駐在)
をお求めの方は、formation@fujii.frまでお問い合わせください。
より詳細なプログラム内容に関する情報をお届け致します。
1 フランス社会と文化の特徴
1. 日仏文化の相違の認識と文化背景の説明
2. 行動様式パターンを支配するファクター
家族、宗教、歴史
日本とフランスの比較
(概念と価値観の相違)
3. フランスの教育システム
フランスのエリート教育
学校カレンダーと学校生活
フランスの学校教育の理念
行動様式パターンを
支配するファクタ-
2 フランス生活への適応
1. カルチャーショック
2. フランスでの生活の適応へのサイクルの各ステップ
3. 適応のサイクルとの共存の仕方
4. 具体的な適応の仕方
3 コミュニケーションと行動様式
1. 誤解と葛藤ー何処から起こるのか?
異文化からみた背景
フランス人と日本人の行動様式の相違を理解する
2. フランスでのコミュニケーションのあり方
コミュニケーションの実質的テクニック
4 駐在の具体的なプロセス
1. フランスの教育システムと学校生活
2. フランスでの生活に必要な行政上の手続き
3. 日常生活において知っておくと便利な情報
4. 週末、余暇の家族の過ごし方
5. フランスの女性の仕事と家庭
6. フランスの現代(政治、社会、文化)
日仏異文化経営マネジメント研修
日本人参加者向けプログラム企画案一例
以下はあくまでもご提案であり、各社のニーズに従って
アラカルトでプログラムを構成させていただきます。
研修の具体例をお求めの方は、直接 お問い合わせ
までお問い合わせください。
1 エリア(地域事情)スタディー
1. 欧州各国概観とビジネス慣行の理解
研修参加者のビジネス相手国を対象にして、
異文化圏の人々とのビジネス交渉上の
必要事項の確認
2. 欧州各国の価値観の差異と
日本人とのパーセプションギャップ
欧州人からみた日本人
偏見とステレオタイプの検討と克服
2 組織の運営上からの比較
1. 欧州マネジメント文化を理解する
2. 欧州各国の組織の特徴を把握する
各組織におけるハイエラルキーや人間関係のあり方を
理解して、適切なコミュニケーション方法を習得する試み
3 コミュニケーションと行動様式
1. 誤解と葛藤ー何処から起こるのか?異文化からみた背景
2. ビジネスの場からみた誤解の例
意思決定方式と組織内の情報伝達
3. コミュニケーションの実質的テクニック
現地スタッフとの接し方
グローバルビジネスリーダーとしての外国語運用力
4. 人間関係を高めるコミュニケーションの提示、原則
4 海外でのマネジメントの在り方(コミュニケーションの観点から)
1. 自己分析と置かれた状況の把握
フランスで管理職に何が期待されているか?
海外での能率主義とは?
2. 欧州人従業員のモティベーションの高め方
3. 日欧混合チームでのパフォーマンス追求を目的とした
有効なコミュニケーションへの具体的アドバイス