- 夏の国政研から半年、イチョウの葉の黄色がまばゆい国会議事堂前の国交省・道路局で12月4日に「まちを元気にするマルチモーダルな道づくり」の表題でお話する機会をいただきました。ちょうど秘密保護法案審議中でしたが、国会前は4日の午後は静かでした。(写真上・主催機関である(財)道路環境・道路空間研究所の並河研究理事)
道路行政は、道路が有する新たな価値の創造を考えています。
www.mlit.go.jp/common/001014905.pdf
- 今後の道路政策の検討にあたっての基本的な視点
- 「クルマ」主役から「多様な利用者の共存へ」
- 道路を「賢く使う」
- 道路を「進化させる」
- 具体的な施策の提案の中には以下も挙げられています
- 交通結節機能の充実・高度化・公共交通利用の促進
- 低炭素型モビリティの普及促進に向けた対応、道路空間のグリーン化
- 道路局の最新施策の中での関連事項として
- 事前防災・減災のための国土強靭化の推進(無電柱の推進)
- 持続可能でエネルギー効率の良い暮らしの形成(道路交通分野における地球温暖化対策の推進)
- 生 活空間の安全確保・質の向上(効果的・効率的な交通事故対策の推進、自転車利用環境の整備、通学路をはじめとする歩行空間等の安全・安心の確保、歩道空間 のユニバーサルデザインの推進、地域を支える生活幹線ネットワークの形成、沿道環境の改善、道路空間のオープン化、交通結節点の改善等によるシームレスな 移動の実現)
- 地域の特色を生かした地域活性化(美しい国土景観の形成)
公共交通の利用促進には、クルマとの共存が欠かせないので、このような機会に、日本の道路行政について本省でお話が聞けることは、私にとっても素晴らしい貴重な機会です。
いずれ質疑応答もまとめたいと思います。
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