ページを選択

[:ja]

  • BRTの中はいたって快適。デザインも色も申し分ない。

    BRTの中はいたって快適。デザインも色も申し分ない。

    運行情報提示も良く考えられている

    運行情報提示も良く考えられている

    乗り換え情報も丁寧だ

    乗り換え情報も丁寧だ

    新潟市では今後開催される予定の議会運営委員会で、住民投票の条例案をいつ提出するか決めることになっているそうだ。『新しい公共交通導入に賛成している市民は、必ずしも投票に来るとは限らない』ということも考慮に入れていただければ、と願う。

  • 以下、拙著「ストラスブールのまちづくり」(学芸出版社)からの引用ですが、『トラム』を『BRT』に置き換えて頂いてもいい。(赤字は引用部分)“トラム計画で、市民直接投票を決して行なわない理由” (ストラスブール・都市交通政策部長へのインタビューから抜粋)―しかしフランスでは事前協議は盛んですが、市民によるトラムの是非を問う投票はないですね。「計画の是非を問う直接住民投票などしたら、トラム計画は多分通らないでしょう」―えっ?!「よく考えてください。まず現行政権と反対側の市民は、必ず党に動員されて反対投票に足を運びます。」―そうですね。どんなプロジェクトでも、賛成派は必ずしもわざわざ投票に行かないですね。「そしてどこの町でも住民には、トラムが近くにあれば便利だけれど、自分の家の前はいやだというNIBY(Never In my Back Yard)症候群の人が多いのです。それからいつの時代でも、街へのトラム導入に反対する市民は必ずいます。またトラムなどに全く無関心な人、自分には関係の無い話だと考えている市民も多いのが事実です」―トラム計画に反対する人たちの動きが困る、という事態はありませんか?

    「フランスでは反対意見はそれほど、困った要素とは捉えられていません。前向きな批判はプロジェクトを改善してゆくためにも、むしろ必要と考えられています。反対意見がプロジェクトを前進させる、と言っていいくらいです。もっとつきつめて言えば、反対者がいても、プロジェクトそのものがなくなってしまうわけではありませんから、反対者もトラム・プロジェクトそのものの展開の一部とみなしています。」

    ストラスブールの交通政策部長が「いつでもどこでも利害が対立するのが公共計画というものだから、明確な都市づくりのヴィジョンを持って、反対派に地道に説明する努力が必要だ」とおっしゃっていたのが、私の記憶に残っている。またその説明努力に、市長やトラム局長がこまめに公開討論や地区説明会に足を運んでおられていた。「住民は計画責任者の言葉を待っている」と。「ストラスブール市では一時期、本当にまちのどこかで毎日のように公開ヒヤリングがありました。」

    都市交通計画の殆どの整備及び運行資金に公金を投入するフランスと、日本では当然事情も異なるが、合意形成のあり方、反対意見の建設的な採用等、考えさせられることの多いインタビューであった。

  • その他。新潟景観

DSC02842

  • フランスの歩行者専用空間の入り口でお馴染みのライジングボラード。実は新潟にあった!日本からの訪問者にライジングボラードを紹介すると、「もしトラブルでボラードが降りず救急車が入れないと誰が責任を取るのか」というご質問があった。フランスでは最初から失敗やトラブルを数多く想定して「結局何もしない」のではなく、「とりあえず導入してみて現状に応じて改善してゆく」方法を取り入れてきた。新潟ではソフト(つまりいざとなれば車も通過できる。多分地中浮沈が動作しない時のための方策だろう)だが、社会実験的にショッピングアーケードの入り口に設置されている。
何事も情報提供が重要なお国柄か、それとも市民の啓蒙活動か。

何事も情報提供が重要なお国柄か、         それとも市民の啓蒙活動か。

フランスでは『ライジングボードがあります」という表示は見たことがないが・・・

フランスでは「ライジングボードがあります」という表示は見たことがないが・・・

  • フランス・アンジェ市の歩行者専用空間入り口に設けられたライジングボラード
タクシーや消防車などの社会サービス車は、カードをカードリーダーにタッチするとボラードが地中に降りる。午前中は商店の搬入作業のために、ボラードは地中に埋没したままの都市が多い。

タクシーや消防車などの社会サービス車は、カードをカードリーダーにタッチするとボラードが地中に降りる。午前中は商店の搬入作業のために、ボラードは地中に埋没したままの都市が多い

新潟の街中にはまだ市場が残っている。

新潟の街中にはまだ市場が残っている。

この通りにもお店が並んでいるのに、こんな狭い処に車が通るのは残念。

こんな狭い処に車が通るのは残念な気もするが、この通り『人情横丁』には風情のある昔風のお店が並んでいる

[:]

カテゴリー

0コメント

コメントを提出

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です