- 3月3日の沖縄県庁主催「バス利用推進活性化シンポジウム」での、沖縄県庁企画部交通政策課の発表です。
まず、沖縄県内のバス利用実情の発表の後、県庁の具体的な施策をそのタイムテーブルと共に公開しました。
1. 国道58号線上のバス専用路線の増加により、定時性と速達性の確保(路線の詳細なプランも紹介された)
2. ノンステップバスの導入(2013年度は40台)
3. バス停の快適性の向上
4. ICカード搭乗券の導入
5. バス運行状況のデジタル情報提供(スマートフォーン)・驚いたのは、沖縄で走るバス会社4社のバス運行状況の情報が、同一のアプリで入手できること。
十勝バスの野村社長が「沖縄が羨ましい」 と盛んにおっしゃっていたことも頷ける。自治体がイニシアティブを取り、予算を提供して公共交通の充実化を図っている。しかも情報は、予算、タイムテーブル、改定走行路線等、かなり詳細に開示している。
県庁は、『双方向性コミュニケーション』に留意しており、「わったーバス」の試みの中でも、実験的にマイカーからバス利用に乗り換えるモニターたちの声をシンポジウムで紹介した。興味深かったのは、「バスを利用してみて、初めてクルマの運転がストレスだと気がついた」という市民の声。こんなふうに、ユーザーの声をくみ上げる仕組みがあるのは素晴らしい。
偶然の一致だが、シンポジウム会場の隣では、沖縄全トヨタディーラーの催しが開催されていた。そこで目に付いたのが、電気自動車。
沖縄では、浦添市役所が何台か購入したそうです。
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