- 公益財団法人ハイライフ研究所のWEBマガジンに「フランスの新しい都市像・2024五輪を通してみたパリの都市政策」を寄稿しました。
- https://www.hilife.or.jp/17488/
パリ五輪選手村鳥瞰図(出典:Vue aérienne du Village olympique Paris 2024. © Paris 2024 / SOLIDEO –Plasticine – Dominique Perrault / Ingérop / Une Fabrique de la Ville / VITEC / Agence TER / UrbanEco / Jean-Paul)
- パリ市は斬新なまちづくりをこの10年間施行してきましたが、本稿ではその軌跡を見るとともに、2024年五輪が一つの座標として追加され、史上最もサステナブルな大会を実現するために、パリ五輪がどのように行われたか、都市、交通政策の観点から見直しました。また五輪のレガシーとして、都市に何を残すのかも検証しています。すでに拙著「フランスのウオーカブルシティ」をご購読いただいた方は、4.五輪期間中の思い切った交通政策 5.パラオリンピック祭典に見るフランスの価値観が投影される都市政策 6.五輪のレガシー の新しい部分をご覧になっていただければ、と思います。

図9. パリ市が発表しているエッフェル塔付近の再整備計画。エッフェル塔とトロカデロ宮殿を繋ぐイエナ橋はすでに歩行者専用化された(出典:Gustafson Porter+Bowman)現在、エッフェル塔の南側は、広大な公園になっている。
- 7月14日パリ祭のコンサートと花火、オリンピック、ノートルダム大聖堂のリニューアル祭典、大晦日のコンサートと花火とパリ市は都市ブランドのアピールにたけている。そして世界で一番インバウンド観光客が多い、という事実に頼らず、観光政策にも国が力を入れていることもいずれ紹介したい。

オリンピック会場となったコンコルド広場は、半分が自転車専用道路や歩行者空間に転用することを、パリ市議会は2024年発表している。現在はおbbリスクより東側のスペース全体にイベント用の巨大なテントが張られ、車は通していない。
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