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アンジェ・フェスティバル1

13 09 2015 | Actualités ブログ記事, Angers アンジェ, Urban Planning まちづくり

  • Les Accroche-Coeurs 【日本語で近いニュアンスは、『心にひっかかる何か・・・』】 と名付けられた野外演劇、ダンス、音楽フェスティバルが金曜日から3日間開催されました。 野外で行われるのですべて無料。当初から雨などは自治体は考えていなかったようです。
  • 街の中心広場にけしのお花と赤い傘が金曜日の午後に設置されました

    そして、リハーサルをする女性たち。多分プロではない、アマチュアの雰囲気ですが、本人たちも十分楽しんでいるようで、期待感が高まります。

  • 街中のあらゆる店舗には45ページもあるプログラム冊子(A5サイズ)が配布され、至る処にイベント広報のパネルが立てられている。プログラムは大小あわせると180ほどあり(一人で演じる手品なども入れる。又同じ演目が2.3度行われるケースもあるので、バライティー数は60前後か)、街中の26箇所で演じられるフェスティバルでは、プロからアマまで出し物が豊富で、フランスでのこの種のフェスティバルの集客力は5本の指に入ると言われている。 確かに大変な人出だ。ほとんどが広場や公園を利用し、勿論そういった場所にアクセスする道路では車はすべて通行禁止になる。人があふれるほど歩き、屋台が並ぶのは日本のお祭りの風景と似ている。地元ワインやこの地方の代表的な間食であるクレープ屋さんは当然のことながら、大西洋岸から近いこともあり、生牡蠣まで売っているスタンドもあった。


  • 気になる予算だが、2013年度で150万ユーロ(約2億円)と発表されている。1ユーロ投資すれば、それ以上の見返りがあるという目論見らしい。県外からの訪問客も多くホテル、レストランは潤う。アンジェ市全体の市予算約400億円(2014年)に比べて、多いと言えるかどうか・・・勿論文化イベントは年中行われ、この野外演劇フェスティバルだけではない。しかし約15万人口の地方都市に頻繁に文化イベントがあり、これだけの人が集まることは驚嘆する。日本で15万人都市といえば、鳥取県米子市、東京都多摩市の規模にあたる。そしてお祭りの3日間、主要道路からは車は消え、人々は徒歩で散策する。

夜のイベント。この後川上に花火が打ち上げられた

  • 夜10時の花火のあと、中心広場に戻ると、お昼に見た芥子の花が赤くライトアップされ、赤い傘の元ではチェロの生演奏があった。その向こうをトラムが走る。広場は外で一杯飲む人で賑わっていた(続く)。

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