・モンペリエ市の人口は約30万人だが、都市域内交通は周辺の31の小さなコミューン(フランスの行政最小単位)と構成する人口約50万の広域自治体連合メトロポールが政策主体となっている。だから人口規模では宇都宮市とほぼ同じである。 ・モンペリエ市のLRT開業が2000年で、他の同じような人口規模の大都市から比べるとやや遅れるが、現在では総線路距離が約60Km, 電停数が84と、フランスではボルドー、ストラスブール、ナントと並ぶLRT大都市である。...
LRT
2023年7月9日 アンジェ市B/C線開通!!No2
・7月8日の夜のコンサートの翌日の7月9日は快晴。予定通り、LRTの新電停で幾つかの主に子供向きイベントが開催された。
2023年7月8日 アンジェ市B/C線開通!!No1
5年の工事年月を経て、ANGERS(アンジェ)市のLRT第二路線B線及びC線が7月8日に開業しました。C線の南側は、すでに存在するA線の線路を利用するので、実際に新規に敷設した路線距離は9.9Kmです。これで都市の東西南北にLRTが走ることになりました。B線の東側は大学キャンパスや寮が多い学際地区、西側は郊外の一軒家が並ぶエリアを通り抜けて低中所得者向けの団地が多いエリアまで伸びています。 (出典・|Ouest-France誌。写真・Amelie Fontaine)...
宇都宮市の皆様、ありがとうございました ②
LRTに搭乗された方々の写真はすでに多く掲載されていますが、自分が乗ったショットはやはり嬉しい大切な記念です。LRTの運転手採用試験にはすごい倍率で応募があったそうです。皆、このLRTを最初に運転する者になりたい、という想いだそうです。 つり革もツートンカラーでお洒落で、つかまりやすい。 2023年のライトレールイトレール開通を控えて、日本中の路面電車が走る都市から、エキスパートたち(後列の皆様)が中尾氏のもとに。...
宇都宮市・LRTのあるまちづくり①
12月に宇都宮市をご案内いただきました。 本当に素晴らしいLRTのデザインで、駅東口のテラス広場を初めとして、駅舎や街の表示パネルなど、細かいところまでにデザインが統一されて、LRTだけでなくて全体として素敵な空間になっていたことが、自分のことのように嬉しかったです。 ...
「運輸と経済」11月号 BRTかLRTか?フランスは、どのように導入都市交通手段を選択してきたか?
―専用軌道都市公共交通LRT、BRTの整備 及び運用コストと路線バスのヴァージョンアップ― 4月から、コロナ下におけるフランスの公共交通(都市内交通を中心として)のレポートを書いてきましたが、11月は今までフランスがどのようにそれぞれの都市に導入する交通手段を選択してきたか、をまとめました。2021年6月時点でフランスの31都市でLRTが走行し、一方人口10万人前後の都市を中心として、41都市でBRTが導入されています。 ...
宇都宮LRTレポート ④ 駅前整備と駅西口新路線への道
宇都宮駅東口地区には、長年ストラスブール市のLRTの大型パネルが、新幹線を降りるとすぐに目に入る位置に設定してあった。 今その東側地区では整備が進み、延床面積11485m2のコンベンション公共施設が建設される。...
宇都宮LRTレポート③ LRTと車
鬼怒川を西から東に超えると工事の様子がより具体的になってくる。まず作新学院北駅前(仮称)を超えて、路線が北側に曲がる、清原管理センター前(仮称)のトランジットセンター整備が始まっている。この工業団地の中に設けられる駅とトランジットセンターで、バスとLRTの乗り換えの利便性が図られた構造になる予定だ。387,6ヘクタールの清原工業団地には44社が進出し、現在11000人の従業員が通勤している。 清原管理センター前駅【仮称】・ トランジットセンターのバス発着拠点となる予定地を前にして。 ...