2011年4月に開通し、シャンパングラスの形をたどった表情を持たせたことで一躍有名になったランス市のトラムは、フランス都市交通経営としては画期的なコンセッションと呼ばれる(建設から運営までの民間への譲渡)形式を取っている。(ちなみランス市を中心とするシャンパーニュ地方ではフルコースの食事をすべて、シャンペンで味わう。もちろん食事の内容に沿って、シャンパンも3から4種の違った味のものを嗜むという、徹底したシャンパン国。シャンパングラスのことをフランス語でFluteと言い、LRTの正面の形はフランス人には間違いなくFluteを想起させる)...
ランスのシャンパングラスLRT
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