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  • フランスでは夏になるとどの都市でも歴史建造物をライトアップして音楽を響する、文字通り『音と光のスペタクル Spectacle de Son et Lumière』(日本語では「音と光の祭典」が近い。)が盛んです。今では『プロジェクション・マッピング』と言うそうですが、 確かに最近の傾向は、建造物全体をすっぽりとレーザー光線で囲む趣向が主になってきているので、マッピングは言い得て妙。
  • ユネスコの世界遺産にも指定されているストラスブールの大聖堂はその建築が1015年から始まった(ちなみに完成まで300年以上かけている)ので、今年2015年は1000年祭として、世界的にも有名なコンセプターSKERTZOによる素晴らしいショーを演じている。9月20日まで、日没の時間に合わせて夜10時過ぎから20分ごとのショーなので、これからストラスブールに視察に行かれる方はお見逃しのないように。

今年のテーマは『大聖堂と生きた人』つまり、当時の左官や音楽家のイメージが壁面一杯に映し出されます。

そして、石の地面にびっしりと座ってみている観光客を見てください。

実は大聖堂の東壁にあるこの広場は元駐車場だったスペースです。市民との合意形成を経て、2年前に贅沢な歩行者専用空間に模様替えをしました。https://www.fujii.fr/?p=2369 パーキング場を広場に整備してから、初めてこのから、このショーが大聖堂正面からだけではなく、さらに広い側面もキャンパスとして使うことになり、又広場そのものの面積も広いために、旅行客の集客が一気に増しました。

ショーが終わる夜の12時近くでも人出が多い街中。

LRTは、夜中の12時30分まで運行しています。

そして昼間はトラムもラッピングして、派手に大聖堂1000年祭をアッピールしています。

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