国政選挙、バカンス突入、パリ祭、そしてオリンピックの夏
国政選挙があったが、多分オリパラが終わるまでは現在の内閣が引き続き日常業務を続行することになったフランス。バカンスへの出発が最も多い7月第2週目の週末を経て(7月5日まで小、中学校があるため)、7月14日にパリ祭が行われた。ちなみにパリ祭とは日本での表現で、フランスでは革命記念日として「7月14日祭り」と言う。日中は軍事パレードが行われ(今年はオリンピックの準備があるのでシャンゼリゼ大通りではなく、並行したフォッシュ大通りで)、夜は世界50か国に同時中継される「パリのコンサート」が華々しく開催された。...
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パリ五輪とモビリティ(道路交通・自転車移動・公共交通)と宿泊税
パリ五輪ではパリ市内や郊外の既存施設が活用されると紹介したが、それに伴う交通規制はどうなっているのだろうか。 道路 7月15日(月)より、パリとその近郊のオリンピック会場を結ぶ185kmの「パリ2024」専用車線が供用されている。選手団、代表団、緊急車両、警備車両、タクシー(ウーバーなどの配車サービスは除く)、公共交通機関など許可された車両のみが利用できる。これらの専用コースは、パラリンピック終了数日後の9月11日まで適用される。...
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京都講演レポート
京都での講演には150名の皆様のご参加を頂きました。主催者の皆様、お越し頂いた方々、ありがとうございました。懇親会では、京都には LRT がふさわしいという全員一致の認識確認のもと、実現に向けての熱い議論が続きました。写真は京都府中小企業団体中央会会長の渡邊氏と、京都市議長の寺田氏。また NPO 法人KOALA とみやこの電車百人委員会のメンバーの皆様。ありがとうございました!! 主催者チームの池田氏のFBへのご投稿記事より...
LRTのラッピングを利用した自治体の情報発信
日本の方から、よく「トラムのラッピングに、民間広告を載せるかどうか?」というご質問をいただく。LRTを導入したフランスの28の都市では、民間広告を導入して自治体の歳入とする(ニース)、或は公的性格を持つ文化・スポーツイベントの告知に利用する(ストラスブール)など、ラッピングの使用用途は様々だ。...
新しいヴェリブ VS “Free Floating”シェアバイク No2
パリは現在 、自転車による移動は4%でしかないが、「2020年までに20%を目標にする」とイダルゴ市長は宣言している。欧州では25%を目標にしている都市もあり、シェアバイク業者にとっては、興味深いマーケットである。さて、ヴェリブ(Vélib)の愛称で、パリで成功を収めていたシェアバイクは、2007年から10年間ジェーシードコー社(JC Decaux )が運営してきた。Vélibの政策主体である混成事務組合(正式名称はle syndicat mixte Autolib' et Vélib' Metropole・...
パリに進出した「free floating」シェアリングバイクNo1
[:ja] 最近アンジェ市の街角で、お洒落な自転車が止まっているのを目にするようになった。 アンジェ市で、実験的に昨年度11月に導入された、PONY...
富山大学講演レポート
富山大学副学長の中川大先生のFBご投稿記事より ヴァンソン藤井由実さんに富山で講演して頂きました。 テーマは「地方都市の魅力と活力の創出 フランスの都市にはなぜシャッター通りがないのか」 トラム整備や広場空間の活用など多様な視点からのお話。たくさんの参加者の皆さんに、熱心に聞いて頂きました。 1枚目の写真は講演前の環水公園。ヴァンソンさんの右は、富山ライトレールの建設当初から現場の陣頭指揮をとってきた富山市の谷口博司氏。 日本の路面電車建設の第一人者です。 左はこれからの富山市の路面電車技術を担っていく吉川賢一氏。...
神戸講演レポート
神戸での講演を、池田昌博氏が「議事メモ」の形でまとめてくださいました。ありがとうございました!自分のお話しが、どのように受け止められているか、大変参考になりました。 池田昌博 2017年12月5日 「人と公共交通中心のまちづくり」 海外の事例から神戸の交通まちづくりを考える 「議事メモ」 2017.11.27 主催:神戸市住宅都市局 交通政策部 交通政策課 講演者:ヴァンソン藤井由実...