- この夏以降にストラスブールに行かれた方は、こんなトラムに遭遇して驚かれたのではないだろうか?少なくとも私はびっくりした。
- ベルギー人のLuc Schuitenが、ストラスブールの100年後をイメージしてデザインしたトラムラッピング。テーマは『環境への責任』。モティーフは実は貝殻と植物の葉で、ストラスブール市民の環境への意識を高めることを目的としたデザインだそうだ。これから少なくとも1年間はA線を走る。ストラスブール市の現筆頭副市長のフェイスブックでも丁寧な説明と写真が掲載されている。副市長のFBには当然専門の管理官がいることだろうが、(日本と異なり、副市長も選挙で選ばれた議員が就任する)市を代表する人の広報内容にモビリティーに関する情報が多く、正に「LRTはストラスブールの顔」と認識されていることを感じる。
- 折しも11月後半から「世界環境会議COP21」がパリ市で開催されるが、11月13日のテロの影響で今週中は人が集まる多くのイベントがパリでは中止されている。各国首脳の参加が予定されているCOP21での警戒体制を含め、今後の動向、情勢が注目されている。
- トラムの動画にご興味のあるかたは以下のVTRでどうぞ。http://www.strastv.com/catalogue/Actu-info-Strasbourg-Actualite-reportage/un-tram-vegetalise-pour-le-futur.html
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- また、中央駅のガラスも冬仕度になりました。正面全体にペンギンが。
駅の中での無線WIFI利用が可能になりました。日本の鉄道の駅でWIFI無料利用できる駅はあるでしょうか?
また、ストラスブール中央駅には意外にもトラムとバスの時刻表表示版がなかったのですが、この秋には新しく設置されました。9月にはなかったので多分10月?見事に完成したLRTを中心とした交通都市のようでも、こんな風に改善がいつも少しずつ行われています。
LRTへの案内表記や電停の券売機などのファーニチャーなどの塗装も行われ、カラーがヴィヴ
ィッドになってきました。
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