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  • ルマン市では、24時間自動車耐久レースだけでなく、夏の間はトラック、二輪車などありとあらゆる種のレースが開催される。ローラースケート・レースまであるそうだ。このルマン市でトラムが開通したのは2007年11月。人口が20万以下都市ではフランスで先陣を切ってトラムを導入した。(ルマン市の人口15万人・経済人口19万人)

バスもトラムも公共交通はすべてオレンジ色で統一されているので、分かりやすい。

しかも当時は15Kmの路線をKMあたり2000万ユーロ(2006年の数字)という、フランスで最も低廉コストで作り上げたことでも脚光を浴びた。(通常LRT1Kmあたりコスト2500万ユーロと計算されている)

どこも美しい芝生路線

LRTが走る中心広場の昼間風景

ストリートファーニチャーはすべて赤色が目印。

ゴミ箱やタバコ吸殻入れにまで細かい配慮がされている。

  • 自動車のまちルマン市でのLRTの成功は大きく、すでに第二路線の延長工事が始まっている。(3.4Km.2014年開通)
  • パークアンドライドは3箇所。駅は29とこじんまりした路線だが、一日約5万人の利用があり、市民の足として利用されている。ちなみにルマン市は小人口の都市だが、自動車レースのおかげで、パリCDG空港から直通でTGV【フランス新幹線】が運行されている。まさに、公共交通と自動車の併用を上手く実行している都市でもある。

    夜1時まで運行しているLRT。上の写真と同じ中心広場の夜景

    シンボルカラー赤色に忠実に、夜間照明も非常に気が利いていた。実は余り知られていないが、ルマン市旧市街には中世の町並みも残っており、良く映画のロケにも利用される。夏の間やっと暗くなる夜の10時から12時まで、大聖堂などの歴史建築物の壁面にイリュミネーション・ショーが行われる。勿論、赤色がベースカラー!

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