フランスと日本のウォーカブルシティ ~歩きたくなる都市づくりの最前線~2023年5月
・昨夜、表題のトークショーでお話させていただきました。会場の「シティラボ東京」は、持続可能な都市や、社会づくりを目指す共創の場で、未来の都市計画やまちづくりの、素敵なワークスペースを東京都心で備えています。https://citylabtokyo.jp/ ・国土交通省都市局で「ストリートデザインガイドライン」の策定、全国の自治体の街路担当者のノウハウを共有する「マチミチ会議」の開催など、人中心の歩きたくなる街路づくりを推進されてこられた今佐和子さんのお話は、期待通り、日本の現状が良く把握できる素晴らしい内容でした。...
最新の投稿記事
マルセイユの夏(その2)・ウォーカブルシティ
・実はマルセイユ市はフランスで14あるメトロポールと呼ばれる広域自治体連合の中でも、「ウォーカブル」レベルが低い方で、ストラスブールやナントの中心市街地に比較すると、「車が多いなー」という印象を受ける。それでも旧港付近の旧市街全域や、ブティックや飲食店が並ぶ中心市街地の一部は完全歩行者空間化された。 ・マルセイユの夏(その一)の地図にある「地中海文明博物館」からこの日傘がある地点まで、マルセイユ市は歩行者専用道路を整備した。...
すべての投稿記事を読む
TVR & BRT ナンシー1
ナンシー市のTVRとBRT さて、BRTとLRTの双方を導入した大西洋側のルーアン市、ナント市を離れて、BRT導入やバスサービス改善に熱心なフランス東部に移動したい。 パリからTGVで1時間30分で着くナンシ市は1973年から金沢市と姉妹都市であり、42年間、日仏間では一番歴史のある友好関係を結んでいる。 1845年にはすでにパリからの鉄道が整備され、1920年代にアールヌーボー【新しい芸術という意味】が花開いた歴史豊かな都市としても有名だ。...
ナントの総合的交通政策 6
ストラスブール市と同じく、どの時間帯でもナント市のトラムはいつも人で一杯だ。 ちょうどトラムの中で乗り物利用調査を行うグループに出会った。日本では中々協力的に回答をすんなりと得られない、と経験者から聞いたが、ナントでは殆どの利用客がきちんとアンケート調査に答えていた。...
ナントの総合的交通政策 5
思い切った自転車道路整備の試み BICLOO...
ナントの総合的交通政策4
ナントにある2つの大きな交通結節地点ではとにかくひっきりなしにバスとトラムが行きかい、大変な人出だ 【下写真・南部の交通結節点】...
ナントの総合的交通政策 3
ナントのBRT さて、ナントでは都心部から南に伸びる第4の都市交通路線には、LRTではなくてBRTを採用した。CEREMAの欧州各国のBRT比較調査によれば、ナントの"BUS WAY"と名付けられたBRTには、98%の定時性が確保されており、大変パフォーマンスが高いと評価されている。 7Kmの距離に15の駅があり、車体はメルセデスベンツのCITARO【37座席、113立ちスペース、車椅子スペース2、Natural...
ナントの総合的交通政策 2
ナント市も近隣の24自治体と都市共同体【人口58万人】を設立し、交通行政にあたっている。都市共同体が政策主体、第3セクが運行主体、という構図はストラスブールと全く同じである。1985年に導入したアルストム社のトラム車輌編成がまだ46編成走っているが、当時は完全低床車輌が存在しなかったので、プラットフォームと車底の間は62cmあり3ステップ踏んでトラムに乗るが、必ずスライドが出る車輌が編成にあるので、ベビーカーや車椅子も次の車種が来るのを待つ必要はない。あと10年は現役で稼動させることができる 、との話を聞いた。LRT1985年開通時の...





