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Concertation 合意形成

「運輸と経済」6月号と7月号 フランスの合意形成

「運輸と経済」6月号と7月号 フランスの合意形成

「運輸と経済」6月号と7月号は、フランスの合意形成についてです。6月号では合意形成の法的枠組みと、最近の傾向や特徴をまとめ、7月号ではアンジェ市における駐車場の歩行者専用空間への転用について行われた住民集会を実例として、合意形成の一環として行われたコンセルタシオン(事前協議)におけるプロセスやその具体的な手法を示しています。...

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宇都宮市LRTレポート② 導入工事中の情報発信

宇都宮市LRTレポート② 導入工事中の情報発信

工事としては街中を走る宇都宮駅から芳賀町に向けて最初の6駅間の鬼怒川の西側路線よりも、工業団地(テクノポリス=現名称は『ゆいの杜 地区』)がある鬼怒川の東側の区域の方が、進捗状況が早い。これは西では車の通行量が多いので、まず、車の迂回道路を幅員に整備してから、道路の中央を走る路線整備工事にかかるためだろう。...

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宇都宮市LRTレポート ① 合意形成と車両

宇都宮市LRTレポート ① 合意形成と車両

さて、那覇市LRT導入計画に先行する宇都宮LRT。コロナ禍にもかかわらず工事が進んでいる。本来ならこの冬休みに現場の工事状況視察を予定されていた方も多いと思うが、コロナ自粛と悪天候が重なり、移動を延期されたかもしれません。ちょうど昨年11月晴天の日に、宇都宮市の工事現場を見せていただいたので、写真でご紹介します。...

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LRT導入工事における自治体の発信法

LRT導入工事における自治体の発信法

アンジェ市では現在、LRTの第二路線B線(9.9Km)の敷設工事が始まっており、宇都宮市の新規LRT工事と同じく、架橋工事も含まれる。その工事現場で、工事に携わるチームメンバーを顔写真付きで大きく紹介するパネルが建てられている。 日本では地方公務員が顔出しで、工事現場のパネルに登場することはないだろう。工事に関与するあらゆる専門家の写真とファーストネーム、その役割が記載されている。グラフィックデザイナーから、土木技師、調達を担当する者、経理、法務とあらゆる専門家がチームとなって、工事に携わっていることが市民にも良く分かる。...

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春先の風景と、LRTのラッピングを利用した自治体の情報発信No2

春先の風景と、LRTのラッピングを利用した自治体の情報発信No2

ドイツや、ドイツ国境のストラスブールでは今、雪景色ですが、大西洋岸側にあるアンジェ市では、まちのあちらこちらにある桜、木蓮、椿、水仙等が一度に咲きだし、春の訪れを感じます。まちの景観を少しと、LRTのラッピング情報その2です。 今年のイースター(復活祭)は、早い(4月1日)。まちのチョコレート屋さんのショーウインドウは、復活祭のタマゴチョコで一杯になる。復活祭の日には、教会のミサの鐘が鳴ったあとに、庭に隠しておいたタマゴチョコを、子供たちが探すのが恒例のイベント。...

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LRTのラッピングを利用した自治体の情報発信

LRTのラッピングを利用した自治体の情報発信

日本の方から、よく「トラムのラッピングに、民間広告を載せるかどうか?」というご質問をいただく。LRTを導入したフランスの28の都市では、民間広告を導入して自治体の歳入とする(ニース)、或は公的性格を持つ文化・スポーツイベントの告知に利用する(ストラスブール)など、ラッピングの使用用途は様々だ。...

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国境を越えるLRT 3

国境を越えるLRT 3

ストラスブール市民のすべてがこのドイツへのLRT延伸計画に賛成だったわけではない。ストラスブールにはすでに全長42.65KmにわたるLRT路線が整備されていたが、都心の西部に位置する自治体コニグショフェン(ストラスブール広域自治体連合を形成する28の自治体の一つ)の住民35000人がいる地域には、まだLRTが運行していない。またストラスブールの商店街には、タバコや生活基本資材などの物価がフランスより安いドイツ側に客足が移るのではないかと危惧する者もいるという。だからストラスブール側では広報に大きな努力を図ってきた。...

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LRTの走っているまちに住んでいて楽しい、と思う時。

LRTの走っているまちに住んでいて楽しい、と思う時。

[:ja] スケートボードに乗った犀? そしてまちの中心広場にも巨大な犀のオブジェ? つまり、トラムとの接触事故に対する注意喚起のデモカーです。メッセージは「注意。一台のトラムは30匹の犀の重さに匹敵します」「トラムが近づいてきたら、気をつけましょう・・」「トラムに対しては、貴方の目方なんて微々たるものです!」 ちなみにフランス環境省が2015年に発表したトラムの事故数は:...

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