・7月14日のパリ祭から8月15日の聖マリアの昇天祭までが、フランスの夏のバカンスのハイシーズンで、パリの人口の約半分が首都を離れる。フランス人全体のバカンス先は圧倒的に海辺が多く(大西洋岸から地中海沿い、コルシカ島など)約8割に達する。だから、たとえばマルセイユは夏も人口が減らない観光地でもある。地中海に面した人口87万人のマルセイユ市の中心市街地にある旧港前広場はかつては車で混雑していたが、今では歩行者専用道路が車道に沿って整備された。...
Walk zone 歩行対策
「人と多様なモビリティが共生するまちづくり」セミナー・2023年5月12日15時から
ゆっくりを軸とした地区づくりのための交通・道路・都市の在り方を考える 「人と多様なモビリティが共生する安全で心ときめくまちづくり調査」 フランス調査結果報告を通じて。 というタイトルのセミナー(一般財団法人 運輸総合研究所・みち研究所主催)5月12日開催をお知らせさせていただきます! 本調査研究は、海外の先行事例調査等を通じて、国内展開するにあたっての実現化方策や課題等を検討し、人と多様なモビリティが共生する安全で心ときめくまちづくりの姿を整理することを目的として実施しています。...
「運輸と経済」2022年2月号「モビリティを包括した街路整備・後編」
2月号は「ラストワンマイル─モビリティとまちづくりから考える─」特集で、庄司先生、谷口先生、森本先生、加藤先生など、いつものように素晴らしい先生がたが執筆されています。私の2月号の記事はラストワンマイルには触れていませんが、正にモビリティとまちづくりの整合性がテーマの後編です。 1月号では、フランスにおける公共交通を導入した都市空間の再編成や、特に車の中心市街地への進入規制の取り組みについて紹介しました。各都市はその固有の文化や歴史を尊重して、地域性の豊かな中心市街地の創出に成功しています。...
「運輸と経済」2022年1月号「モビリティを包括した街路整備」
・大阪市の御堂筋を初め、日本でも歩行者専用空間づくりが進展しています。国土交通省の発表によると2021年10月31日時点で 、まちなかウォーカブル推進事業に316の団体が申請。フランスでは特に「Walkable city」という表現は使わないが、中心市街地で車を排除して歩行者専用空間の整備を進め...
日経研月報(日本経済研究所)2020年1月号・特別記事で講演録
2019年11月に日本経済研究所で「モビリティと都市空間の再編成による賑わいの創出」というタイトルで、お話しさせて頂いた講演(非公開)の記録を、2020年1月号で12頁の巻頭記事でまとめていただきました。 以下、記録をお読みいただいた方々からのコメントを掲載させていただきます。 「ウォーカブルシティ」の実現に向けた、行政サイドや住民サイドのマインドのあり方、意識醸成・施策推進などの具体的な手法などについて、大変わかりやすくまとめられており、大変参考になりました。...
「新都市」(都市計画協会)2020年1月号に寄稿
「新都市」2020年1月号は「居心地が良く歩きたくなるまちづくり」の特集号です。 欧州を代表する都市が「Walkable City」に変貌する事例と、その具体的な施策のプロセスをフランスの事例で紹介しました。以下都市局の今さんのFBでのコメント等をご紹介させていただきます。 今さんのメッセージ 「新都市が届いていました! 私からも一部執筆をお願いしていた号でして、 ヴァンソンさんと関谷さんには最新の海外状況を、 豊田市栗本さんやUDCO新津さん、姫路市さん仙台市さん に各地域の現場での取組を...
日本経済研究所にて講演
昨日の講演(非公開でしたので、事前のお知らせはできませんでした)についての, 今さんの記事をシェアさせていただきます。 今佐和子さんのFBより 「フランスの約40都市でバスが無料。」 「パリ市議会でも公共交通の無料化が検討されはじめた。」 ヴァンソン藤井 由実さんの講演会で、 まちなかから少しでも車を減らそうとする フランスの政策に心を打たれてきました。 まちなかの景観への投資もさることながら、 公共交通の大切さを改めて痛感。 交通はまちの血液。 フランス人と日本人で 考え方の素地や哲学、環境への意識の違いはあれど、...
茅ケ崎講演レポート
茅ヶ崎商工会議所公開フォーラム「さらに魅力ある茅ヶ崎を目指して」 主催者チームのお一人浅野氏のFBご投稿記事より 70名で告知→100名に増席→最終110名での開催となりました!!! 茅ヶ崎商工会議所 公開フォーラムヴァンソン藤井 由実先生「さらに魅力ある茅ヶ崎を目指して」 終始寝る人もおらず! 地元書店に用意して頂いた本は完売! ローカルファースト研究会が今回広報担当しましたが、他団体と協力して地域を盛り上げる! 新しい試みとなりました。 セッションでは、茅ヶ崎商工会議所亀井 信幸 (Nobuyuki...