・まだコロナの影響が街に濃く残っている2021年4月から、2年間お任せいただいた「運輸と経済」の海外レポート連載もこの3月で一旦お休みを頂く。欧州では2023年の今では街は、コロナ以前と全く変わらない賑わいを見せている。ロックダウンを経て、人々はまちに出て来る楽しみを満喫しているかのようだ。マスクをしている者は、もう誰もいない。 ・連載の最終号は、都市空間の再編に取り組む、小規模人口のフランスの自治体を取り上げた。人口7万5千人の大西洋岸に面したラロシェッル(La...
Public Transport 公共交通
2022年11月29日 国際交通安全学会IATSSの第8回国際フォーラム
・ポストコロナ時代の「価値を創造する交通文化」 ・国際交通安全学会IATSSの第8回国際フォーラム(GIFTS; Global interactive Forum on Traffic and Safety) に、パネリストとして参加させていただきました。 ・開会挨拶は武内 和彦先生、 趣旨説明は中村 彰先生、 基調講演は中村 文彦先生。 ドイツからのズザンネ・エルファディン博士(Susanne Elfferding )。タイからのピムスク・サニッ博士( Peamsook Sanit...
「運輸と経済」1月号 駐車施策と連携し、MaaSを駆使した公共交通利用促進の政策
・2023年1月号は、スマートシティ・ディジョン・シリーズの3回目です。交通政策は、スマートシティとしての都市マネジメントの中心を占めます。市民向けにOnDijonを説明するパネルの冒頭メッセージは、「OnDijonで移動を簡単にする」。毎日の利用につながる交通における改善は、市民にも訴えやすい。...
「運輸と経済」9月号 ナントの総合的交通政策と15分都市構想(第1回)
...
「運輸と経済」5月号 運輸業界における雇用と労働条件(後編)
5月号はフランスの運輸セクターにおける労働条件(雇用と報酬)の後編で、特に都市内公共交通業界における就労者の姿(年齢構成、給与、労働条件、社内訓練等)を述べた。...
「運輸と経済」4月号 運輸業界における雇用と労働条件(前編)
2022年度も連載の頁を持たせて頂くことになった。原稿には徹底したチェックが入るが、書く題材は自由に選ばせてもらっている。おかげでコロナ禍下のフランスの公共交通の状況から始まって、フランス全体の公共交通を様々な角度から調べさせていただいている。この4月号と次号の5月号は、公共交通業界で働く人に焦点を絞った。交通を供給する側にいる人たちは、フランスではどのような働き方をしているのだろうか。...
「運輸と経済」3月号 コロナ下の2020年フランス経済と公共交通
2021年度の最終号3月号では、フランス環境省と公共交通及び鉄道企業ユニオンの2021年末発表の報告書を元にして、2020年のフランスの運輸と経済を図表で示し、運輸の全体像を紹介しました。...
「運輸と経済」2022年2月号「モビリティを包括した街路整備・後編」
2月号は「ラストワンマイル─モビリティとまちづくりから考える─」特集で、庄司先生、谷口先生、森本先生、加藤先生など、いつものように素晴らしい先生がたが執筆されています。私の2月号の記事はラストワンマイルには触れていませんが、正にモビリティとまちづくりの整合性がテーマの後編です。 1月号では、フランスにおける公共交通を導入した都市空間の再編成や、特に車の中心市街地への進入規制の取り組みについて紹介しました。各都市はその固有の文化や歴史を尊重して、地域性の豊かな中心市街地の創出に成功しています。...