ストラスブール市民のすべてがこのドイツへのLRT延伸計画に賛成だったわけではない。ストラスブールにはすでに全長42.65KmにわたるLRT路線が整備されていたが、都心の西部に位置する自治体コニグショフェン(ストラスブール広域自治体連合を形成する28の自治体の一つ)の住民35000人がいる地域には、まだLRTが運行していない。またストラスブールの商店街には、タバコや生活基本資材などの物価がフランスより安いドイツ側に客足が移るのではないかと危惧する者もいるという。だからストラスブール側では広報に大きな努力を図ってきた。...
Strasbourg ストラスブール
国境を超えるLRT 2 (2017) ついに国境を越えてドイツまで運行するストラスブール市のLRT
4月28日午後にストラスブール市のLRT/D線の、ライン河をはさんだ対岸のドイツのケール市まで延長運転の開通式があり、翌日29日の午前4時30分から10分に1本の平常運転が始まりました。沿線の模様を、現地で延長線運行のトラムに一番乗りされた堀切邦生氏の素晴らしい写真と共に、ご紹介します。...
国境を超えるLRT 1 (2017)
こちらがCTSの、D線ドイツまでの延伸運転開通の公式ポスター(@CTS) 4月29日に開通が予定されているストラスブールLRT・D線のドイツ対岸都市ケールまでの延伸。 まずライン河の支流の運河に新しく架橋された橋を渡ったのちに、ライン河本流にかかる橋を走行する。...
ドライジーネで未完成LRT路線仮体験
[:ja] この週末に、ドイツへのLRT延長D路線にドライジーネで、一般市民が未完成路線上を走るというイベントが開催される。 以下写真はアラン・フォンタネル氏のフェイスブックより...
ストラスブールのトラム・ドイツへの延線工事2
[:ja] このD線延長では2本の橋梁工事が同時進行している。ドイツとの国境になるライン河にかかる橋④だけでなく、フランス側のヴォーヴァン運河にかかる橋②も美しい。 上の地図の②番の橋が下の写真 そしてドイツへの延長LRTへの出発点となるAristide Briand駅【上の地図の左端】の景観 ...
ストラスブールのトラム・ドイツへの延線工事1
[:ja] ストラスブールLRT/D線のドイツへの沿線工事が進んでいる。ストラスブールのリス市長はフランス側D線の現在の終着駅(Aristide Briand)から、ライン河を越えた対岸のドイツの人口35000人の小都市ケール市(Kehl)の鉄道駅までの2017年春の延長ルート開通式に、ドイツのメルケル首相とフランスのオランダ大統領を招待したい意向も発表している。...
「トロットマン氏が岡山大学でご講演されます」
「国際学都シンポジウム」岡山大学・のお知らせ 10月5日、6日 1990年代から、公共交通の都心への導入、行政と高等教育機関との密接な協働などを通して先駆的な都市マネジメントをストラスブール市で進めてきたカトリーヌ・トロットマン氏が、10月5日と6日に、岡山大学でご講演されます。地方創生、地域公共交通、大学と行政・経済界との協働、青少年の雇用支援等にご興味のある方、この機会に是非トロットマン氏のまちづくりにかける、常に時代の先端をゆくヴィジョンと情熱あふれるダイナミズムをご確認ください。...
この秋のストラスブール2
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