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進む那覇市LRT企画の合意形成・建設情報誌「うりずん」4月号寄稿

10 01 2021 | Bus BRT バス, Management 上下分離, Okinawa 沖縄県, Price Policy 社会運賃, Public Transport 公共交通, Publications 寄稿記事

  • 那覇市では2019年10月に、那覇市長もご出席されて、将来(5年で計画の目途をつけたい、というご発言も)の方向性の一つとしてLRTの導入を検討するシンポジウムが開かれた。沖縄の建設情報誌「うりずん」には、かつてフランスのBRTを紹介する記事を掲載していただいたが、LRT導入への合意形成が進む現在では、公共交通を福祉ととらえて、那覇市だけでなく県全体で計画を支援してほしい思いから、「公共交通は福祉なのか?公設型上下分離と社会運賃について」と題して、2020年4月に記事を書かせて頂いた。

  • フランスではすでに30の都市で、公共交通の無料化も導入されている背景も紹介して、記事は次の構成。
    • 路線バス運賃無料化よりはサービスの向上(をユーザーは望んでいる)
    • フランス宇地方都市で公共交通に適用された社会運賃とは?(廉価な運賃で利用しやすいバス)
    • 社会運賃の財源=自治体による補填と交通税
    • 公設型上下分離
    • 地域で守る公共交通
  • そして嬉しいことに、那覇市はコロナ禍下でも着々と導入のための合意形成のステップは進んでおり、昨年12月の「広報なは市民の友」で、LRTの特集が組まれました。12月市民の友LRTに馴染みのない市民にも大変分かりやすい特集記事で、単なる移動手段としての交通乗り物LRTではなく、「住みやすい都市」実現のための都市計画の一環としての公共交通と位置付けられています。また最初からLRTだけでなく、モノレールやバスなどの既存の公共交通との整合性にもきちんと言及しています。宇都宮市に続くLRT は、那覇市と願いたいです。

WEB版はこちらから https://www.city.naha.okinawa.jp/admin/pr/kouhousi/12.files/shiminnotomo202012_togo.pdf

 

 

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