フランスの地方都市の取り組み

小都市ロリアンのBRT

小都市ロリアンのBRT

皆さんは「ロリヨン」(LORIENT)というまちの名前を聞いたことがありますか?人口58000人の小都市で、フランス西部突端のブルターニュ地方の特徴であるケルト文化祭りが8月に開催されるのと、海老の水揚げ量がフランス一の漁港で有名です。先の大戦に爆撃を受けているので、まちには特徴はないが、2007年からBRTをいち早く導入したことで、交通政策では注目されました。現在では6から8分間隔でバスを走らせており、年間1600万のトリップがあります。...

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歩いて楽しいまちの仕掛け 3 都心部の活性化

歩いて楽しいまちの仕掛け 3 都心部の活性化

都心部広場の活性化・ストラスブールの中心広場はいつもイベントで賑わっています。今週はフランスの新学期。新たにスポーツクラブに入会する季節(だいたい皆バカンスのあとは、今年こそスポーツ!と意欲を新たにして9月に帰ってくる)。あらゆるNPOが白いテントスタンドで活動を紹介していますが、中でもひときわ人気があったのが「自転車アクロバット」でした。広場にはトラムの走る姿も馴染んでいます。  ...

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全国市長会発行の『市政』での隔月連載

全国市長会発行の『市政』での隔月連載

「市政」(全国市長会が公益財団法人全国市長会館と共同発行する機関誌で、都市行政関係者のための総合雑誌として毎月1日に発行)で、4月から隔月の6回連載が始まりました。題名は「都市交通計画から通してみたフランスの行政」 http://www.toshikaikan.or.jp/shisei/2015/pdf/201504/2015_04_kenbun.pdf 4月号 LRTについて http://www.toshikaikan.or.jp/shisei/2015/pdf/201506/2015_06_kenbun.pdf   6...

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フランス大西洋岸都市の自転車景観整備 1

フランス大西洋岸都市の自転車景観整備 1

単独、無寄港、無援助の過酷な世界一周ヨットレース「ヴァンデ・グローブ」 は、フランス大西洋岸のヴァンデ・グローブという人口10万以下の小さな港町から出発します。実は全く知らなかったのですが、この港町の自転車専用道路整備がとても素晴らしく、また周辺の景観整備も完璧に近かったので、写真で紹介したいと思います。...

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