Concertation 合意形成

静岡シンポジウムレポート 1

静岡シンポジウムレポート 1

静岡市公共交通シンポジウム 2012年9月5日 「公共交通が『街』『生活』を変える・「環境」、「健康」、「交流」、「賑わい」を育むLRTの実現に向けて」 実はこのサブタイトルが、このシンポジウムのすべてを語っている。 当日のシンポジウムでは、LRTにとらわれることなく、「どんなまちをつくりたいのか?」というヴィジョンを大切に育てて、その上でのまちづくりの交通手段として、トラムが最適であるかもしれない、という立場から私もお話をさせていただいた。...

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一括交付金勉強会 6 「なぜ日本でLRT導入が進まないか?」

一括交付金勉強会 6 「なぜ日本でLRT導入が進まないか?」

質問7 . 日本とフランスの相違・地方自治体におけるトラム導入の背景 「日本でトラム導入が進んでいない要因は何でしょう?」 まず第一に考えられるのが、行政側も市民側も、『車の走行が妨げにならないように、トラムは導入されるべき』というあくまでも車交通の補助として、公共交通導入を考えている点。トラムのプラス効果を見るのではなく、トラム導入がもたらす負のファクター、つまり車交通の妨げ、という局面にどう対処するかという技術論に重点が置かれすぎていた。車中心の発想から出て来れていない。...

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一括交付金勉強会レポート 4 「車との共存」

一括交付金勉強会レポート 4 「車との共存」

少し驚くばかりの『トラム・車・バス・歩行者」の共存・ニース市の朝の風景 県庁で頂いた質問の多くは、ストラスブールを訪問された日本の交通行政に関与する多くの方が同じように問われました。続けます。 質問3. 『この車社会に、公共交通導入を成功させるキーワードは何だろう』 新しいものを導入する、それが必要だと前提して、データも県民に提示しているが、沖縄県民自身が、車の利便性に慣れきってしまって渋滞問題の深刻さを自覚していない。新しい視点を持ってもらい、モータリーゼーションの弊害を県民に考えてもらうには、どうすればいいだろうか?...

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一括交付金勉強会レポート 3 「DUP」

一括交付金勉強会レポート 3 「DUP」

県庁での『一括交付金勉強会』における講演会では、幅広い分野から御質問をいただいたので、幾つかをご紹介したい。 質問2・公共交通を新たに導入するにあたって、用地買収の問題はなかったのか?...

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京都セミナーレポート 2

京都セミナーレポート 2

2012年6月20日の学芸出版社セミナーでは多くのコメントと御質問をいただきましたので、ご紹介させていただきます。 大阪産業大学人間環境学部生活環境学科 塚本直幸教授からのお便り 合意形成について  今日のお話は大変有益かつ興味深いものでした。ストラスブールは2度訪問していますが、まだまだ見なくてはならないものが色々あるなあと思いました。...

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京都セミナーレポート 1

京都セミナーレポート 1

学芸出版社に主催していただいたセミナーには、多くの方から御質問やコメントを頂いています。「講演へのコメント」欄 https://www.fujii.fr/?page_id=388 も合わせてお読みください。以下、出版社の報告書を転載させていただきます。 学芸出版社編集部 2012-06-21 http://d.hatena.ne.jp/gakugei_today/20120621/p5より引用...

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