パリでの交通がすべて、月70ユーロに均一化された。1から5までのすべてのゾーン、すべての公共交通機関(メトロ、バス、トラム、高速地下鉄道RER)を一枚のカードで、利用できる。またこのカードは空港に向うオルリーバスやロワシーバスにも適用できる。(下写真がNAVIGOと呼ばれる、パリのすべての公共交通に共通した定期券についての案内書)...
パリ市の思い切った運賃政策・路線バス近況
続きを読む
パリでの交通がすべて、月70ユーロに均一化された。1から5までのすべてのゾーン、すべての公共交通機関(メトロ、バス、トラム、高速地下鉄道RER)を一枚のカードで、利用できる。またこのカードは空港に向うオルリーバスやロワシーバスにも適用できる。(下写真がNAVIGOと呼ばれる、パリのすべての公共交通に共通した定期券についての案内書)...
6月8日の宮崎市での講演のあとの質疑応答の模様をお知らせします。この日は、上下分離についてが主なテーマになりました。 質問・2006年にストラスブールに行った時に、感激しました。一企業に上下分離で公共交通の経営を委託した場合、民間側の利潤はどこにあるのか? 答・自治体から補填があるので、一定の収入が見込めます。切符販売からの営業利益ではありません。 質問・切符収入を利潤と受け止めたが、企業の方でも最低限の利潤があれば投資できると思うが。...
ここでは、講演の後に行われたパネルディスカッションでの出席者のご意見を、臨場感を再現するために、順を追ってご紹介します。やはり堺市でも公共交通導入の財源確保が大きな話題の一つになりました。まずは、サミット実行委員会事務局長、福井氏のお言葉から。 福井氏(NPO法人RACDA大阪堺理事長)...