Category Archives: Strasbourgストラスブール

トロットマン氏(ストラスブール元市長)が旭日重光章を受勲されました!

5月21日、内閣府より令和元年春の叙勲の受章者が発表されました。

  • ストラスブールの元市長カトリーヌ・トロットマン(Catherine TRAUTMANN・68歳)さんが、日本・フランス間の文化交流及び相互理解の促進に寄与したとして、旭日重光章を受勲されました。
  • トロットマン氏は19989から1997年、2000年から2001年までストラスブール市長として、他都市に先駆けて、中心街から車を排除、公共交通を導入した革新的なまちづくりを進めました。その様子は、拙著「ストラスブールのまちづくり」と「フランスでは地方都市になぜシャッター通りがないのか」での、氏へのインタビュー記事で、詳しくご紹介しています。その後、文化・通信大臣を経て、現在はストラスブール都市圏議会副議長として、経済発展を主に担当されています。
  • 今でこそ、歩行車中心のまちづくりは脚光を浴びていますが、まだまだ車中心の時代だった1990年代から公共交通導入と共に、先進的な都市計画を福祉と環境をセットに進めたきたトロットマン氏!。尊敬してやまない、いつもエネルギーに溢れた素晴らしいお方です。おめでとうございます!
  • 日本に一番最近に来日されたのは、地方創生、地域公共交通、大学と行政・経済界との協働、青少年の雇用支援等のテーマでの交流がある、岡山大学での2016年の講演です。
左から岡山市役所の流尾氏、ヴァンソン、トロットマン氏、両備社長の松田氏、岡山大学岩淵教授。10月というのに暑い日でした。

左から岡山市役所の流尾氏、ヴァンソン、トロットマン氏、両備社長の松田氏、岡山大学岩淵教授。10月というのに暑い日でした。

  • トロットマン氏の講演を聞きにかけつけて下さった、宇都宮市議会の議員の皆さん。今では、宇都宮市のLRT導入工事も順調です。

    トロットマン氏の講演を聞きにかけつけて下さった、宇都宮市議会の議員の皆さん。今では、宇都宮市のLRT導入工事も順調です。

  • そのトロットマン氏が1900年代から構想されていたドイツまでのトラムが、ついに全線完成しました。まず2017年4月に開通したD線延長2.7Km は、国境であるライン川を越えて、ドイツのケール市の鉄道駅(Kehl Bahnhof)に達しました。http://www.fujii.fr/blog/?p=5023&lang=ja (国境を越えたストラスブールのLRT)
  • http://www.fujii.fr/blog/?p=5037&lang=ja
  • 2018年11月23日にはさらに1.1Km の延長工事を終え、さらに2つの電停を整備して、予定通りケール市役所前(RATHAUS)まで到達。20分も乗ればストラスブール市中心地に着きます。

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終点のケール市役所前。左手の赤い建物が市役所。

終点のケール市役所前。左手の赤い建物が市役所。

駅のデザインも斬新です

駅のデザインも斬新です

実はこの大きな石はベンチ

実はこの大きな石はベンチ

 

 

 

 

 

 

 

 

終点の駅の傍には、カフェのテラスが。

終点の駅の傍には、カフェのテラスが。

芝生軌道はなく、国境を越えただけで、トラムの車輌も駅のアーバンファーニチャーも同じなのに、フランスとがらりとまちの雰囲気が変わるのが、ヨーロッパの楽しいところです。

芝生軌道はなく、国境を越えただけで、トラムの車輌も駅のアーバンファーニチャーも同じなのに、フランスとがらりとまちの雰囲気が変わるのが、ヨーロッパの楽しいところです。

  • これで有名なストラスブールのクリスマスマーケット期間に、ストラスブール市内でホテルが取れなくても、ケールに泊まってLRTで簡単に移動できます。現在、ストラスブール中心区からケール市までの東西軸は、再開発地区としてマンションがどんどん建設されていて、訪れるたびに景観が変わっていますので、何度訪れても、楽しい発見があり飽きさせないストラスブール市です。
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鹿児島でのリス市長(ストラスブール)ご講演のレジュメ

  • 10月8日に鹿児島市でお話しされました、ストラスブール市の現職市長リス氏のご講演内容を、自治労・鹿児島交通労働組合がニュースとしてまとめてくださいました。短い文章で、とても分かりやすくまとめていただいていますので、執筆者のご承諾を得て、ご紹介させていただきます。当日は150名定員のところ、200名近いご参加があり、自ら新しい都市交通モデルを構築してきた政治家の力強い言葉に触れていただきました。

PDF資料はこちらから(160)ストラスブール市長講演

  • 公共交通維持の大事さを地域住民に訴え、公共交通をできるだけ利用していただくにはどのようにすれば良いか、日々、現場の方は考えられていることと思います。しかし現場の努力では、地方都市における公共交通再建はもう間に合わない時代になりつつあります。フランスのシステムはそのまま日本に導入できるものではありませんが、「道路と同じように、公共交通も税金で支えるフランスモデル」を、できるだけ多くの方に知っていただければ、と願っています。
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