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コロナ下での欧日移動  (欧=>日編)

コロナ下での欧日移動  (欧=>日編)

この秋にミラノ―大阪を移動しました。現時点ロックダウン中の欧州で、たとえばミラノ市民はミラノ市から移動不可(仕事上のモティーフがある時は可能)。フランスでは自宅から20Km以上は移動禁止、などの細かい制限のある中、遠い日本まで無事に往復旅行ができました。(私がミラノを出た時は、まだイタリアではロックダウンはなかった)。これから移動する必要のある人達へのご参考までに、この特殊な状況下における旅の様子を記録します。ただし、このレポートは2020年11月のもので、今後規制内容も変化することが予想されます。...

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日本の秋

日本の秋

時節柄、お知らせを控えていましたが、無事に2週間の自主隔離(空港でのPCR検査陰性でも要請されます)を終えて、今大阪にいます。関空でのPCR検査体制は効率的、かつスタッフが親切で、さすが日本と感じるスムーズなテキパキとしたプロセスでした。...

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新型コロナ感染第二波のフランス

新型コロナ感染第二波のフランス

学校が始まり、大学生たちも休暇から戻り、フランス、イギリス、スペインで新型コロナ感染者の拡大が止まらない。上のグラフでも見えるように急カーブで数値が上昇している。フランスの累計感染者数は55万人を突破して、一日の新規感染者数も毎日1万人以上(ただし一週間に100万件近い検査をしている。徹底して検査を行い、陽性患者には自主隔離を促して感染拡大を防ぐことが目的)。そして検査の陽性率も7,6%だ。ICU(集中治療室)に占めるコロナ患者率も少しづつ上昇し、9月26日で19%。まだ医療崩壊を起こすようなベッド占有率ではないし、医師団もこの春に比...

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Covid-19対策満載の新学年が始まりました

Covid-19対策満載の新学年が始まりました

イタリアでもフランスでも、五月雨式に今週から学校の新学年が始まりました。なぜ五月雨式かというと、学年によって入学日をずらしているからです。規則は国、地方、学校によって少しずつ異なりますが、中学生以上はマスク着用義務、教室では1メートル以上の距離(イタリアではこのために、240万台の一人机をオーダーした)、頻繁なアルコール消毒(たとえば休憩時間の終わりには、必ず教室に入る前に手の消毒)など、出来る限りの措置を取り、コロナ拡散を抑制を図る。大学は10月からだが、原則としてオンライン授業ではなく、通常の形に戻る。...

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暑中お見舞い申し上げます。Covid-19と共存する欧州の夏 2

暑中お見舞い申し上げます。Covid-19と共存する欧州の夏 2

日本は異常な暑さが続くようですが、お盆休みも終わり、いかがお過ごしですか? 8月15日はAssomption (聖母の被昇天(せいぼのひしょうてん)祭。聖母マリアがその人生の終わりに、肉体と霊魂を伴って天国にあげられたという信仰、あるいはその出来事を記念する祝日。フランスではこの8月15日を境に、人々はバカンスから少しづつ都会に戻ってくる。...

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Covid-19と共存する欧州の夏 1 フランス マスクとビアリッツのBRT

Covid-19と共存する欧州の夏 1 フランス マスクとビアリッツのBRT

春に猛威をふるったCOVID-19は欧州で20万人以上の死者を出し、フランスは30172人を占める(7月22日現在)。2019年度同時期の死亡者数を25〜30%上回る数字だ。しかし観光産業がGDPの10%以上を占めるフランス、イタリアなどは夏の休暇時に少しでも経済を回す必要がある。6月15日からはEUシェンゲン圏内の移動が自由になり、7月1日からは日本や中国など15か国にも国境が開かれた。...

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ストラスブール市の新市長は緑の党・38歳の女性。フランスの市長選挙

ストラスブール市の新市長は緑の党・38歳の女性。フランスの市長選挙

6月28日に、3月末の市長選挙で過半数を獲得した候補者がいなかった約4800の市町村で、決戦第二回投票が実施された。フランスには市町村の区別はなく、コミューンと呼ばれる最小の行政単位が35000あるが、人口1万人以下のコミューンが半数を占める。人口が215万のパリ(首都圏は約1300万人)も、人口が1000人の村もすべてコミューンと呼ばれる。...

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マイクロモビリティも推進するミラノが「シェアモビリティ・アワード」受賞

マイクロモビリティも推進するミラノが「シェアモビリティ・アワード」受賞

CSA・カーシェアリングアソシエーション ( Car Sharing Association)が設定する«Car sharing city award»は、カーシェアだけではなくて、すべてのシェアモビリティが対象となる賞で、ミラノと競合したのは、マドリッド、モナコ、パリ、バンクーバー、カリガリーであった。ミラノ市では現在カーシェア用の車が3000台、シェアサイクル(自転車)13000台、スクーターが2600台、キックボードが2200台(今後6000台に増やす予定)が、公式発表の利用可能対象となる数字だ。...

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