コロナの影響が長引くに連れて、ZOOMでの会議や講演が増えてきて、ミラノから日本の皆さんと仕事のお話する機会も増えました。私的にはもう15年くらい前からSkypeを使っているので、ビデオ通話には全く抵抗はありませんが、しかし対面で直接的にお話ができる機会はやはり、圧倒的にアウトプット、インプット双方の情報交換量が違うと思います。2020年の秋の日本滞在時に、お話させて頂いた道路空間高度化研究会のレポートです。 日本みち研究所のお知らせはこちらから。高度化研概要_HP公開用_201209 令和2年 11 月 11 日、第 41...
Paris パリ
新型コロナ感染第二波のフランス
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Covid-19対策満載の新学年が始まりました
イタリアでもフランスでも、五月雨式に今週から学校の新学年が始まりました。なぜ五月雨式かというと、学年によって入学日をずらしているからです。規則は国、地方、学校によって少しずつ異なりますが、中学生以上はマスク着用義務、教室では1メートル以上の距離(イタリアではこのために、240万台の一人机をオーダーした)、頻繁なアルコール消毒(たとえば休憩時間の終わりには、必ず教室に入る前に手の消毒)など、出来る限りの措置を取り、コロナ拡散を抑制を図る。大学は10月からだが、原則としてオンライン授業ではなく、通常の形に戻る。...
ストラスブール市の新市長は緑の党・38歳の女性。フランスの市長選挙
6月28日に、3月末の市長選挙で過半数を獲得した候補者がいなかった約4800の市町村で、決戦第二回投票が実施された。フランスには市町村の区別はなく、コミューンと呼ばれる最小の行政単位が35000あるが、人口1万人以下のコミューンが半数を占める。人口が215万のパリ(首都圏は約1300万人)も、人口が1000人の村もすべてコミューンと呼ばれる。...
6月3日からカフェも再開・フランスの道路空間利用
イタリアから約2週間遅れてコロナの感染が始まったフランスでは、やはり2週間遅れでイタリアを追うように段階的なロックダウン解除をはじめている。イタリア人の日常に溶け込んだ街の風景が「アペリティーボ」だとすると、フランスは「カフェ」。特にパリでは、自分の住まいの近くに行きつけのカフェを決めている住民も多い。カフェを含む飲食店の開業が、イタリアから遅れて2週間後の6月3日から許可された。ただしイタリアと異なり、フランスの飲食店開業は、外(つまりテラス)にテーブルを置ける店舗にのみに(今のところ)限られている。...
封鎖解除後の人々。公共交通とSocial Distance
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都市封鎖からの出口戦略 3)フランスの場合
都市封鎖からの出口戦略 3)フランスの場合...
「新都市」(都市計画協会)2020年1月号に寄稿
「新都市」2020年1月号は「居心地が良く歩きたくなるまちづくり」の特集号です。 欧州を代表する都市が「Walkable City」に変貌する事例と、その具体的な施策のプロセスをフランスの事例で紹介しました。以下都市局の今さんのFBでのコメント等をご紹介させていただきます。 今さんのメッセージ 「新都市が届いていました! 私からも一部執筆をお願いしていた号でして、 ヴァンソンさんと関谷さんには最新の海外状況を、 豊田市栗本さんやUDCO新津さん、姫路市さん仙台市さん に各地域の現場での取組を...