9月号と10月号では、利便性の高い公共交通ネットワークを充実させ、できるだけ都心における車利用を抑えてきた、大西洋岸の人口約69万人の地方都市ナント・メトロポールがテーマです。9月号ではナント・メトロポールの総合的な交通政策を、10月号ではその卓越した交通政策や文化への投資と産業遺産地域再開発計画が、環境という観点からナント島におけるまちづくりの中でうまく融合した様子を紹介します。ナントの交通政策については、今までも幾つかの媒体や講演で何度か紹介してきましたが、変化のスピードが速く、新しい要素も増えているので、私自身、街を訪問するのが...
モビリティ 都市空間の再編成 賑わいの創出
「運輸と経済」2022年1月号「モビリティを包括した街路整備」
・大阪市の御堂筋を初め、日本でも歩行者専用空間づくりが進展しています。国土交通省の発表によると2021年10月31日時点で 、まちなかウォーカブル推進事業に316の団体が申請。フランスでは特に「Walkable city」という表現は使わないが、中心市街地で車を排除して歩行者専用空間の整備を進め...
建設工業新聞 ウイズコロナ・アフターコロナ社会の道しるべ
2020年9月に、建設工業新聞 ウイズコロナ・アフターコロナ社会の道しるべのタイトルで連載されたコーナーに、海外の事情として記事を2本掲載していいただきました。これは私が直接書いた記事ではありませんが、ZOOMインタビューで聞き取っていただいた内容を、記者さんやみち研究所の研究者さんたちが、聞き起こしてまとめてくださったものです。...
「新都市」(都市計画協会)2020年8月号に寄稿
2020年の1月号に続いて、特集「進化する官民連携街づくりまちなかウオーカブルの推進」8月号に、「ポストCOVID-19」時代の新しい都市像―ミラノにおけるまちづくりの取り組み」のタイトルで6頁の記事を掲載していただきました。 この時点では、コロナ感染がこんなに長く続くと思っていなかったので、「ポストCOVID-19 」となっているが、ここは「WIHT COVID」というタイトルにするべきであった。さて、記事の目次は以下 Covid-19 と共存する欧州の夏 自宅自粛生活がもたらした変化...
都市計画7月号(日本都市計画學會)Topics 海外
2020年3月から始まったイタリアのロックダウンは、瞬く間に世界中に広がりました。5月に69日間続いたロックダウンが解除され、新しい「道路空間再編成プラン」を発表したミラノの様子を、海外トピックス記事として、「都市計画」7月号に掲載していただきました。...
JCOMMインタビュー・これからの暮らしと交通政策について
台湾とオーストリアでのコロナ下における社会・交通状況についてのヒヤリングに続いて、JCOMMのインタビューを受けました。 【インタビュー記事 第3弾】新型コロナの感染者・死者数の多かったイタリア・ミラノ~これからの暮らしと交通政策について聞く~ 聞き手は交通ジャーナリストの楠田悦子さん。 記事への直リンク https://www.jcomm.or.jp/20052701/ 1時間以上に及んだヒヤリング内容を、多くの写真と共に、上手くまとめていただきました。...
道路空間高度化研究会でのお話・コロナ時代の講演
コロナの影響が長引くに連れて、ZOOMでの会議や講演が増えてきて、ミラノから日本の皆さんと仕事のお話する機会も増えました。私的にはもう15年くらい前からSkypeを使っているので、ビデオ通話には全く抵抗はありませんが、しかし対面で直接的にお話ができる機会はやはり、圧倒的にアウトプット、インプット双方の情報交換量が違うと思います。2020年の秋の日本滞在時に、お話させて頂いた道路空間高度化研究会のレポートです。 日本みち研究所のお知らせはこちらから。高度化研概要_HP公開用_201209 令和2年 11 月 11 日、第 41...
都市封鎖からの出口戦略 3)フランスの場合
都市封鎖からの出口戦略 3)フランスの場合...