ミラノの春・しばらくこの景観ともお別れ

ミラノの春・しばらくこの景観ともお別れ

この10日間、ミラノは(西欧州全体で)春の陽気で、2月後半から日中の温度が15度近いというのは、地中海沿岸を除いては珍しい。イタリアではゾーンにもよるが、ミラノでは18時までレストラン・バーは営業されていたので、この週末は街は賑わった。マスクをしている姿を除いては、コロナを忘れさせる風景だ。公園のあらゆる広場には若者たちのグループが楽しそうに春の陽気を満喫している。子供連れの家族も多い。...

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「運輸と経済」10月号 ナントの総合的交通政策と15分都市構想(第2回)

・9月号で紹介したナントはまた文化政策においても卓越した都市戦略を実行してきた。2012年から毎夏行われている野外アートのイベント、「ヴォワイヤージュ・ア・ナント(ナントへの旅)」のプログラムのレベルの高さには定評がある。都市そのものを劇場とみなして、大がかりな複数のインスタレーションアートを中心市街地の複数の広場に設置し、美術館に足を運ばずとも住民が芸術作品を鑑賞できる(下写真)。このプログラムはコロナ下の2021年も実施され、今年は7月2日から9月11日まで行われた。...

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自転車の管理・リヨン駅前で

自転車の管理・リヨン駅前で

リヨン市のレンタルサイクルシステムは、パリ市に先立ち2005年から運営されています。 お馴染み、リヨン市のレンタルサイクル・Velo'v (Velo=自転車+love) さて、この3月にリヨンのPart Dieu駅前で見慣れない風景に出会いました。お兄さんが自転車を次々と何処かに運んでいます。 夕刻のこれから駅にどっと人が降り立つ時間、何処へ自転車をもってゆくのでしょう?実は、汽車に乗る前に、いっせいに自転車を駅前に置いてゆく人が増える時間。...

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沖縄鉄軌道シンポジウムレポート 2「新たな公共交通ネットワークの将来像」

沖縄鉄軌道シンポジウムレポート 2「新たな公共交通ネットワークの将来像」

「沖縄における新たな公共交通システムとまちづくり」シンポジウムでは、県庁企画部交通政策課の主幹による、将来プランの戦略のかなり詳細な説明がありました。ここまで踏み込んだ発表はこれまでになく、3月27日の沖縄タイムス(新垣綾子記者)でも大きく取り上げられたので、その抜粋を紹介します。「小型鉄道〔リニア式〕の地下高速鉄道もありうる」―という発表が、基調講演での土井教授の『いっそ車線を一つ減らしてみるという発想の転換を行ってみてはどうか』というご発言につながっています。...

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沖縄鉄軌道シンポジウムレポート 1

沖縄鉄軌道シンポジウムレポート 1

2013年 3月 19日 沖縄県庁企画部交通政策課主催のシンポジウム「鉄軌道を含む新たな公共交通システムの導入に向けて」での第一の基調講演、富川・沖縄国際大学教授のお話は、時間の都合でお聞きできませんでしたが、土井・京都大学大学院教授の第二基調講演 『沖縄県に必要な交通とまちづくり』の抜粋をご紹介します。 「 」内は先生のご発言。尚、文中のパワーポイントのスライドは土井先生から許可を頂いて上での掲載です。 1.このままいくと・2.モータリゼーションの終焉 ・3.交通とまちづくり...

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公共交通(バス)活性化シンポジウムレポート 4

公共交通(バス)活性化シンポジウムレポート 4

3月3日の沖縄県庁主催「バス利用推進活性化シンポジウム」での、沖縄県庁企画部交通政策課の発表です。 まず、沖縄県内のバス利用実情の発表の後、県庁の具体的な施策をそのタイムテーブルと共に公開しました。 1. 国道58号線上のバス専用路線の増加により、定時性と速達性の確保(路線の詳細なプランも紹介された) 2. ノンステップバスの導入(2013年度は40台) 3. バス停の快適性の向上 4. ICカード搭乗券の導入...

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公共交通(バス)活性化シンポジウムレポート 3 「十勝バス野村社長の講演内容から」

公共交通(バス)活性化シンポジウムレポート 3 「十勝バス野村社長の講演内容から」

3月3日沖縄県での「バスを対象とした公共交通活性化シンポジウム」では、十勝バスの野村社長のお話に、現場で苦労・工夫された方の臨場感がありました。気候条件が沖縄と同じように厳しい(下記注1)北海道は、やはり完全なクルマ社会。 経営者としてだけではなく、複数の観点から公共交通活性を見つめてこられた社長の素晴らしいお話です。 1. まず現場からの視点にたち、『結局はバスで勤務している人間が誇りを取り戻すことが肝要』...

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