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Nice ニース

ニースの総合的交通政策3

ニースの総合的交通政策3

さて、ニースのトラムはマセナ広場の架線無し走行でも有名だが、フランス国内では斬新なデザインを施したプラナス(Planas)終着駅【2007年完成】が良く知られている。65000M2の広大な敷地に、駅機能、車庫、パークアンドライド、LRTの運転制御センターを配置したこの駅は、すでに2008年に「銀の盾賞」(Prix de l’Équerre...

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ニースの総合的交通政策2

ニースの総合的交通政策2

さて、ニース市では現在400台のバスが運行し(そのうち96台がNatural Gaz)、300の駅がある。(広域自治体連合人口55万に対して・ただしこの人口の3分の2がニース市内に居住)。ニース市ではバス専用軌道化は10年ほど前から実施されているが、今年の秋から開始されるトラム第二路線工事にさきがけて、LRT路線をバスの専用軌道として利用している。ニースのLRT第2路線・11.3Km (東部の人口過密地域の3.2Kmは地下路線。 駅数20のうち4駅が地下となる。東部のグリーン線は現在の運行路線)...

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ニースの総合的交通政策1

ニースの総合的交通政策1

ニース市は公共交通推進政策では、この人口レベルの地方都市としては出遅れた後発組ともいえる 。ニース市のLRT第1線は2005年に完成したが、それまでは全く連携のないバスが4路線あるだけ、といった状況だった。ストラスブールでトラム導入行政の 責任者だったマルク氏が、2008年にニース市のトラム・大型プロジェクト局長として就任してからは、辣腕をふるっている。...

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ニースのLRT3

景観とトラム ニースのトラムはフランスのトラム百科事典・ATLAS du Tramway(2011年出版)の表紙に選ばれたくらい美しい。なぜ数多い都市のそれぞれが特徴を持ったトラムの中でもニースが選ばれたか?それは思い切った景観重視のまちづくりを、トラム導入と共に施行したことにもよるだろう。立派な歴史建築物には恵まれているので、効果も素晴らしい。...

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ニースのLRT2

ニースのLRT2

日本人に改札無し、信用乗車は馴染むだろうか? おなじみのトラムの洒落た電停。駅周辺の地図、トラム路線図、切符販売機、広告パネルと並び、行楽地のせいか、広告内容も山歩きウエアのLafuma.ニースから車で1時間も北に走れば絶景地のハイキングコースや国定公園がある。 やってきたトラムは窓全面を商品券の広告パネルとして派手に利用。案外合理的なフランス人は、クリスマスやお誕生日のプレゼントは、モノをもらうよりは、好きなものを買える本屋やデパートの商品券を好む人が多い。しかしすごい広告戦略。 朝早くから人が多い。9時。...

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