②バリアフリーの工夫...
バリアフリー 車庫
滋賀セミナー・レポート 3
続いて、別途書式で受けた質問を取り上げます。 質問① LRT導入後の交通事故などの発生状況はどのようなものでしょうか?自動車があふれた頃よりは変化があったと思います。日本では、高齢者が被害者となる事故が多発していますが、ストラスブールではどうでしょうか?また、LRTによる事故などもあると思いますが、死亡事故などもあるのでしょうか?同時に、事故防止策も講じられていると思います。 事故については拙著でもまたこのブログでも述べていますが、今年秋に市役所からヒヤリングした最新の情報をお伝えします。 フランス全体【2011年】...
ニースの総合的交通政策3
さて、ニースのトラムはマセナ広場の架線無し走行でも有名だが、フランス国内では斬新なデザインを施したプラナス(Planas)終着駅【2007年完成】が良く知られている。65000M2の広大な敷地に、駅機能、車庫、パークアンドライド、LRTの運転制御センターを配置したこの駅は、すでに2008年に「銀の盾賞」(Prix de l’Équerre...
静岡市(清水地区)公共交通セミナーレポート 3 「静岡市と静鉄がバリアフリー化事業で共同受賞」
1月19日公共交通シンポジウムでの静岡市長のご挨拶の要約をご紹介いたします 「本日はシンポジウムを開く原点となる、静岡まちづくりの交通政策の哲学をお伝えしたいと思います。車優先の道路環境から、歩行者や自転車、LRTなどの公共交通を優先する交通環境に転換するという考えに基づいて、信念をもってまちづくりを進めたいが、その為には市民の皆さんのご理解が必要です。 まず、我々がどんな都市をめざしてゆくのか、その考えを皆さんにお伝えし話し合う機会としての本日のシンポジウムです。...
全国路面電車サミットレポート 3 「福祉政策と都市交通」
福祉政策と都市交通 服部重敬氏(路面電車同好会) 日本は世界でも例を見ない高齢化社会になるが、高齢者がまちに出て来れる都市を創る準備が必要です。外出するということは 認知症対策にもつながり、これから行政の大きな負担となる介護費用の抑制にもつながります。路面電車は輸送手段としてだけではなく、こういった福祉対策の一環としても、多様な角度からその価値をみるべきです。 塚本教授 少子化が進む世界で、都市間競争も激しくなるが、そこでは利便性に富んだ都市交通も一つの大切な要素になるのは? 服部重敬氏...